オリックス・バファローズの山本由伸が９月９日の千葉ロッテマリーンズ戦で、２年連続２度目のノーヒットノーランを達成した。“２年連続”は史上３人目の偉業であり、２リーグ制に分かれてからは、初の快挙となった。

　今オフ、ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦する可能性が高い右腕は、ネット裏に勢揃いしたMLB幹部の前で快投。ニューヨーク・ヤンキースのキャッシュマンGMをはじめ、ロサンゼルス・エンジェルス、シカゴ・カブスなど関係者が視察するなかで、わずか１つの四球と１つの死球を出しただけで、無安打無失点の最高のピッチングを披露した。

【関連記事】「目の前でやってもうたか...」山本由伸がヤンキースGMらの前でノーノーの偉業！ MLB挑戦に向け“猛アピール”に成功 　偉業達成のニュースは海を越えて海外メディアも盛んに報じている。そんななか、“ピッチングニンジャ”こと米投球分析家のロブ・フリードマン氏は山本の“ノーノー”達成に「山本由伸のヨーヨーカーブ…そしてノーヒッター！『1950年に2リーグ制が発足して以来、投手が連続シーズンでノーヒッターを達成したのは初めて』　彼はMLBに来るので、誰しも彼をチームに加えたいと思うだろう」と言及。さらに、米野球データサイト『Baseball reference.com』による山本の通算成績を添付し、「山本のとんでもない通算スタッツだ」と紹介している。山本は９月９日までに、プロ７シーズンで通算（１軍成績）67勝28敗、防御率1.86、勝率.705、890奪三振をマークしている。

　フリードマン氏の投稿には、山本の獲得を望むファンから「レッドソックスへ！」「メッツが合っている」「未来のドジャーだ」「ジャイアンツのユニを着てほしい」などとコメントが寄せられている。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】もはや日本に敵なし!? 山本由伸の“ノーノー”投球！

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