プロ野球

阪神が怒涛の11連勝で18年ぶりの”アレ”! 佐藤輝明が連日の20号2ランホームランで歓喜のリーグ制覇!

THE DIGEST編集部

2023.09.14

18年ぶりのリーグ制覇を果たした阪神の岡田監督。本拠地で歓喜の胴上げを達成した。写真:鈴木颯太朗

 猛虎が18年ぶりにセ・リーグの頂点に立った。

 リーグ制覇に王手をかけた阪神タイガースは本拠地で巨人と対峙し、4対3で勝利を収め、2005年以来のリーグ優勝を成し遂げた。

 優勝マジック「1」で迎えた大一番。歓喜の瞬間を目の当たりにしようと、甲子園球場には大勢の虎党が駆け付けた。

 試合は両チーム先発の緊迫した投手戦で5回裏まで、スコアボードにゼロが並ぶ。

 均衡が破れたのは6回裏。阪神が1死一、三塁のチャンスを作ると、4番の大山悠輔が巨人先発・赤星優志の3球目を高々とセンターに運ぶ犠飛で、待望の先制点を奪う。さらに次打者の佐藤輝明が追加点となる20号2ランホームランをバックスクリーンに突き刺した。連日の一発で、「アレ」を期待する球場のボルテージは最高潮に盛り上がった。
 
 7回に両チーム1点ずつを加えた8回表、巨人は無死一塁から大城卓三が左二塁打。左翼のノイジーがスライディングキャッチを試みるも、ボールは後逸。一塁ランナーは一気に生還して2対4。巨人が2点差に追い上げるも、岡田彰布監督はこの回を細かい継投でつなぎ、最後は4番手の島本浩也が丸佳浩を空振り三振に斬って取り、左腕はガッツポーズ。この試合、最大のピンチをしのいだ。

 9回は左腕の岩崎優が登板。坂本勇人に一発を打たれるも、なんとか1点差を守り切りゲームセット。阪神が怒涛の11連勝を飾り、超満員に膨れ上がった甲子園球場で球団史上最速Vを飾った。

構成●THE DIGEST編集部

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