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プロ野球

「ちょっと勝ち過ぎましたね」18年ぶり6度目のVに岡田節が炸裂!「一応きょうで“アレ”は封印」と宣言も、日本一に向けた言葉は模索中

THE DIGEST編集部

2023.09.14

18年ぶりのセ・リーグ優勝に導いた名将、岡田監督。(C)THE DIGEST写真部

18年ぶりのセ・リーグ優勝に導いた名将、岡田監督。(C)THE DIGEST写真部

 9月14日、阪神は巨人に4対3で勝利し、18年のときを経てセ・リーグの頂点に返り咲いた。

 マジック「1」で迎えたこの試合。両チームの先発投手が好投を見せるなか、6回にチャンスが訪れた。大山悠輔の犠打で1点を先制し、なおも2死一塁で、若き主砲・佐藤輝明が20号2ランを放ち、一気に突き放した。

 直後の7回に4番の岡本和真(巨人)の特大アーチで1点を返されるも、阪神は“アレ”への執念を見せる。その裏、近本光司の一打の間、相手のエラーも絡み二塁走者が生還して4対1。

 8回に大城卓三(巨人)のタイムリーツーベース、9回に坂本勇人(巨人)の一発で1点差に詰め寄られるも、そのまま逃げ切り、6度目のタイトルを手にした。

【動画】18年ぶり頂点に立った阪神!歓喜の瞬間をチェック

 甲子園の夜空に向かって6度胴上げを受けた岡田彰布監督は、「明日から広島に行くので、なんとか今日の甲子園でたくさんのファンの前で絶対に決めようと皆がそういう気持ちだったので、本当に嬉しく思います」と頬を綻ばせた。

 終盤に巨人からの追い上げがあったが、指揮官は「難しい局面はあったんですけど、1点でも勝ちは勝ちなので、岩崎(優)がそのことを一番分かっていると思う。ベンチで安心して見てました」と振り返った。

 9月は負けなしの11連勝で“アレ”を決めた阪神。「9月にまさかこんなに強くなるとは思っていなかったので、ちょっと勝ち過ぎましたね」と岡田節を炸裂させたうえで、「選手が力をつけてチームが出来たということで、これは選手のおかげだと思います」と選手の健闘を称えた。
 
 今季言い続けてきた“アレ”に関して問われると、「まさかここまで、凄い皆に浸透するとは思わなかったので、一応きょうで“アレ”は封印して、皆で優勝を分かち合いたいと思う」と封印宣言。

 そして「アレは達成しましたけど、次のステージですね。クライマックスも乗り切って、最後は日本シリーズで。皆分かっていると思うんですけど、1位で通過したっていうのは当然負けられないと思うし、日本で一番最後まで試合に出ているように」と先を見据えたうえで、「“アレ”を決めたのは(リーグ)優勝までだったので、日本一はまだ決めてないんですよ、言葉もね。もしなんかいい言葉があったら、教えて欲しいと思います」とファンに呼びかけた。

構成●THE DIGEST編集部

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