ロサンゼルス・エンジェルスのマイク・トラウトの去就が取り沙汰されている。

　米紙『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者が現地時間９月10日の記事で同選手がエンジェルスを退団する可能性を示唆。「トラウトが退団を希望するのなら、エンジェルスはおそらく初めてトレードに応じる姿勢を見せている。トラウトはトレード拒否権を持っており、最近、球団フロントやオーナーと方向性について個人的に話し合いたいと語った」と報じ、大きな話題となった。

【画像】オオタニ、トラウトだけじゃない！ 各国のスタープレーヤーを一挙紹介!! 　この報道を受けて米紙『NEW YORK POST』のジョン・ヘイマン記者が同14日、自身のX（旧ツイッター）で「マイク・トラウトが離脱を望んでいる、あるいはトレード拒否権を放棄するという証拠はないが、もし彼が望むならヤンキースかフィリーズが当然の候補になるだろう」と投稿。同紙の記事では、いまだ球団とトラウトとの間で話し合いは行なわれず、他球団からの問い合わせがあった形跡も見られないものの、「エンジェルスに当面チャンスがないと彼が確信すれば、状況は変わるかもしれない」と綴っている。

　同記者は、トラウトの出身地であるニュージャージー州バインランドに近いニューヨーク・ヤンキースとフィラデルフィア・フィリーズが「興味を示すのではないか」としている。また、一つの可能性として、ヤンキースのスラッガー、ジャンカルロ・スタントンとの大型契約選手同士による交換トレードを挙げているが、今季は苦戦を強いられているなか、「エンジェルスにとってはうまくいかないかもしれない」と見解を示している。

構成●THE DIGEST編集部
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