米紙『New York Post』のジョン・ヘイマン記者が9月18日、ニューヨーク・メッツの2024年シーズンに向けた独自の補強プランを披露した。
【動画】MLB公式が配信した「大谷翔平の2023年ハイライト」をチェック!
記事のタイトルは「メッツには大谷翔平と契約するよりも賢明なプランがある」。米メディアがことあるごとに、メッツの補強候補者にロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平を挙げるなか、「オオタニは間違いなくMLB史上最高の選手」と断ったうえで、ヘイマン記者は別のプランを示している。
「FAのスーパースター、二刀流のショウヘイ・オオタニがメッツに移籍し、MLB最高の給料を受け取るストーリーは理にかなっている。必要であればいくらでも資金をつぎ込むオーナー、スティーブ・コーエンがいるからだ。それはオオタニにとっても相応しいことだと思う」としながら、「しかし、オオタニが東海岸を検討するとしても(事情通によるとその可能性もあるようだ)、メッツよりも適したチームが他にあるはず。巨額の資金を大谷ひとりに投じるのではなく、それを分散して各ポジションを補強するのが私のプランだ」と話を続けた。
ヘイマン記者がメッツと大谷のマッチングを否定するには、いくつかの理由があるという。「何よりメッツは投手を必要としている。しかし、オオタニは2024年には投げられない。おそらく2025年もそんなに多く登板できないだろう」と、メッツの一番の補強ポイントに先発投手を挙げている。
「現時点のローテーションは、千賀滉大、ホゼ・キンターナを中心に構成されている。私はデビッド・ピーターソンを諦めたわけではないし、タイラー・メギルにもチャンスがあると思う。しかし、さらなる先発投手が必要だ。幸運なことに今オフの市場には、ブレイク・スネル(パドレス)、ヨシノブ・ヤマモト(オリックス)、アーロン・ノラ(フィリーズ)、ジョーダン・モンゴメリー(レンジャーズ)、マイケル・ロレンゼン(フィリーズ)、そしておそらくオプトアウトが確実とみられるエデュアルド・ロドリゲス(タイガース)もいる。このうち2人と契約したい」
また、「メッツは救援陣を刷新する必要があるため、リリーバーも補強する。エドウィン・О・ディアズが今年3月のWBCで右膝膝蓋腱を断裂する重傷を負わなければ(復帰は2024年シーズンの予定)、デビッド・ロバートソンといいコンビを組めただろう。少なくとも左投手が必要で、ジョシュ・ヘイダー(パドレス)は最高の守護神左腕だ」と、ブルペンの補強が必要だと記した。
そして「大物打者との契約」も必須と綴っている。「攻撃力と多用途性を高めるため、マット・チャップマン(ブルージェイズ)よりも、コディ・ベリンジャー(カブス)を選びたい」と不振から復調した2019年のナ・リーグMVP、ベリンジャーの補強を推している。さらに現有戦力の「ピート・アロンゾとの再契約」も記している。
これがヘイマン記者による「オオタニと契約するよりも賢明なプラン」だ。はたして金満オーナーのコーエン率いるメッツは、今オフの移籍市場でどのような動きを見せるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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「FAのスーパースター、二刀流のショウヘイ・オオタニがメッツに移籍し、MLB最高の給料を受け取るストーリーは理にかなっている。必要であればいくらでも資金をつぎ込むオーナー、スティーブ・コーエンがいるからだ。それはオオタニにとっても相応しいことだと思う」としながら、「しかし、オオタニが東海岸を検討するとしても(事情通によるとその可能性もあるようだ)、メッツよりも適したチームが他にあるはず。巨額の資金を大谷ひとりに投じるのではなく、それを分散して各ポジションを補強するのが私のプランだ」と話を続けた。
ヘイマン記者がメッツと大谷のマッチングを否定するには、いくつかの理由があるという。「何よりメッツは投手を必要としている。しかし、オオタニは2024年には投げられない。おそらく2025年もそんなに多く登板できないだろう」と、メッツの一番の補強ポイントに先発投手を挙げている。
「現時点のローテーションは、千賀滉大、ホゼ・キンターナを中心に構成されている。私はデビッド・ピーターソンを諦めたわけではないし、タイラー・メギルにもチャンスがあると思う。しかし、さらなる先発投手が必要だ。幸運なことに今オフの市場には、ブレイク・スネル(パドレス)、ヨシノブ・ヤマモト(オリックス)、アーロン・ノラ(フィリーズ)、ジョーダン・モンゴメリー(レンジャーズ)、マイケル・ロレンゼン(フィリーズ)、そしておそらくオプトアウトが確実とみられるエデュアルド・ロドリゲス(タイガース)もいる。このうち2人と契約したい」
また、「メッツは救援陣を刷新する必要があるため、リリーバーも補強する。エドウィン・О・ディアズが今年3月のWBCで右膝膝蓋腱を断裂する重傷を負わなければ(復帰は2024年シーズンの予定)、デビッド・ロバートソンといいコンビを組めただろう。少なくとも左投手が必要で、ジョシュ・ヘイダー(パドレス)は最高の守護神左腕だ」と、ブルペンの補強が必要だと記した。
そして「大物打者との契約」も必須と綴っている。「攻撃力と多用途性を高めるため、マット・チャップマン(ブルージェイズ)よりも、コディ・ベリンジャー(カブス)を選びたい」と不振から復調した2019年のナ・リーグMVP、ベリンジャーの補強を推している。さらに現有戦力の「ピート・アロンゾとの再契約」も記している。
これがヘイマン記者による「オオタニと契約するよりも賢明なプラン」だ。はたして金満オーナーのコーエン率いるメッツは、今オフの移籍市場でどのような動きを見せるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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