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MLB

「激怒するあらゆる理由をファンに与えた」米メディアがエンジェルスを一刀両断「オオタニのシーズンがこのような形で終わるのは残酷だ」

THE DIGEST編集部

2023.09.19

9月16日に故障者リストに入った大谷。今シーズンの残り試合を欠場することになった。(C)Getty Images

9月16日に故障者リストに入った大谷。今シーズンの残り試合を欠場することになった。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地9月16日に負傷者リスト入りし、今シーズンの残り試合を欠場することが確定した。大谷のエンジェルスでの契約最終年は、不本意な形で終わったと言わざるをえない。

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 米メディア『Sports Illustrated』は9月18日、「大谷のシーズンが終わった。もしこれがオオタニのエンジェルスでの最後のシーズンになるなら、失望と不運にまみれた物語だった」と報じた。

 大谷は現地8月23日に右肘の靭帯損傷と診断されたが、打者として出場を継続。しかし9月4日の打撃練習中に右脇腹を負傷した。その時点でエンジェルスは大谷を負傷者リストに入れなかったが、それから約2週間、大谷は戦列に復帰しなかった。
 
 空白の2週間を経て、エンジェルスは9月16日に大谷の負傷者リスト入りを発表。同メディアは「プレーオフに行けなかった6年を経て、エンジェルスと再契約する可能性は低いと感じられる。それでもこのような結末を迎えたのはやはり衝撃だった。大谷がこのような形でシーズンを終えるのは残酷だ」と伝えた。

 さらに、「エンジェルスは近年、大谷による信じられない偉業の数々を見せたかと思えば、息を飲むほどの愚かな負け方を、ファンに数えきれないほど見せてきた。激怒するあらゆる理由をファンに与えた」と、エンジェルスの不甲斐なさを一刀両断。「意味のある野球をしてこなかった」とも批判した。

 大谷やマイク・トラウトといった輝かしいスーパースター2人を擁しながら、エンジェルスは2014年を最後にプレーオフに進出していない。FAの大谷をはじめ、トラウトにも移籍の噂が出ているなか、エンジェルスは2024年に向けて、どのようなチームを構築していくのか。

構成●THE DIGEST編集部

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