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ロバートJr.が13試合ぶりの36号3ラン!今季終了の大谷翔平に8本差もMLB公式記者は「オオタニに追いつくことはないだろう」

THE DIGEST編集部

2023.09.19

44本塁打でシーズンを終了した大谷を、8本差で追うロバートJr.(右)。(C)Getty Images

44本塁打でシーズンを終了した大谷を、8本差で追うロバートJr.(右)。(C)Getty Images

 本塁打王争いのライバルが久々の一発だ。

 現地9月18日、シカゴ・ホワイトソックスのルイス・ロバートJr.は、敵地で行なわれたワシントン・ナショナルズ戦に「3番・中堅」として先発出場し、13試合ぶりの36号3ランをマークした。これが9月に入ってから初アーチ。44本塁打でア・リーグ首位に立つ大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)との差を「8」に縮めた。

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 両チーム無得点で迎えた5回2死一、二塁という場面だ。ここでロバートJr.は、ナショナルズ先発のジョアン・アドンと対峙すると、カウント0ー1から2球目に投じられた低めのカーブを強振。グングン伸びていった打球は、左中間スタンドに飛び込む先制3ランとなった。試合後の今季成績は、打率.261、35二塁打、36本塁打、17盗塁、OPS.847という数字になっている。

 これを受け、MLB公式のジョー・トレッツァ記者は試合後、掲載した記事のなかで、「素晴らしい年を送っているロバートだが、9月は苦難の月だ」と指摘。今回の技ありアーチに称賛を送りつつも、故障で今季終了となった大谷の存在に触れ、「残り11試合では、おそらくア・リーグ首位のオオタニに追いつくことはない」と冷静に分析した。
 
 ただ、その上でトレッツァ記者は、ロバートJr.が球団史上2人目の「30本塁打&30二塁打&20盗塁」、球団史上8人目の「40本塁打」といった快挙まで、あと少しに迫っていると着目。さらに、球団史上3人目の「40本塁打&40二塁打」達成にも期待が寄せられ、「彼のようなスラッガーにとっては、まったく不可能なことではない」と記されている。

 長丁場のレギュラーシーズンも残り2週間。はたして大谷は、日本人選手として初の本塁打王を獲得できるだろうか。ロバートJr.を含むライバルたちの動向にも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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