日本とチェコの“野球交流”が、より一層加速しそうだ。侍ジャパンの前監督、栗山英樹氏がチェコ野球のアンバサダーに就任した。９月21日、チェコ野球協会がX（旧ツイッター）で発表した。

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「侍ジャパンの栗山英樹前監督が、ユーロベースボールを前にしたチェコ代表を激励するためチェコを訪れた。チェコ野球の名誉アンバサダーになってほしいという（チェコ代表の）パベル・ハジム監督からの申し出を受け入れた」

　チェコ代表は、今年３月に日本で開催された2023WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）１次ラウンドにヨーロッパ代表として参加し、ひたむきなプレーで話題となった。８月には、ロッテが野球振興と文化交流を目的としたプロジェクトの一環として、パベル・ハジム監督と２選手を招待するなど、両国の交流は続いていた。
  　現在、チェコ代表は９月24日に開幕する自国開催のユーロベースボール2023（ヨーロッパ野球選手権）に向けて調整中。９月15～17日にオランダ代表と親善試合を戦い、初戦は０ー１で敗れて２戦目は６ー０で勝利。３戦目は１ー６で敗れている。９月21～22日にはイタリア代表と親善試合を行なう。

　ユーロベースボールは1954年から開催されている大会で、優勝回数はオランダが24回でトップ。次いでイタリアが10回で続いている。チェコは1997年大会に初出場し、最高順位は2014年の４位となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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