ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は９月19日、負傷していた右肘の手術を行なった。その影響で2024年シーズンは打者専念となり、投手として登板できるのは2025年シーズンからと見られている。それでも今オフにFAになる大谷を巡っては、複数球団による争奪戦が展開されそうだ。

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　そんな状況のなか、ロサンゼルス・ドジャースの専門メディア『Dodger Blue』は９月20日、「ショウヘイ・オオタニの手術はドジャースにとって何を意味するのか？」という記事を配信した。

「ドジャースは2017年の冬にオオタニを獲得できなかったが、彼は二刀流としてエンジェルスで大きな飛躍を遂げ、数々の記録を打ち立てた。しかし、彼にはプレーオフの歴史がない」として、「その点、ドジャースは11年連続でポストシーズン出場を果たし、ナ・リーグ西地区のタイトルを10回獲得している」と“勝てるチーム”であることを強調した。
  　大谷が右肘を手術した影響については、「来シーズンは投手としての登板が絶望的だ。しかし、ドジャースは柔軟な人件費を有しているため、肘の全快を待つことができる。肘の完治を待つ間、打者としてシーズンを戦える」と記した。

　また、大谷の手術を執刀したのは、2018年の手術と同じニール・エラトロッシュ医師。ドジャースのチームドクターも務める名医だ。同メディアはエラトロッシュ医師のコメントも紹介している。

「ショウヘイと協議を重ねた結果、最終的なプランは、健康な靭帯を補強しながら肘の寿命を延ばすために生存可能な組織を追加することだった。2024年の開幕日には何の制限もなく打てるようになり、2025年には投打の両方ができるようになるだろう」

　肘の手術に関係なく、同メディアはドジャースへの大谷の加入を期待している。

構成●THE DIGEST編集部

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