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MLB

大谷翔平の“今季パフォ”はどれほどバカげていた? 25試合欠場でも米紙は「MVPは彼の圧勝になりそうだ」と太鼓判

THE DIGEST編集部

2023.09.22

2年ぶりアメリカン・リーグMVPに有力視されている大谷。(C)Getty Images

2年ぶりアメリカン・リーグMVPに有力視されている大谷。(C)Getty Images

 現地9月16日に右脇腹痛で負傷者リスト(IL)入りし、すでに残り試合の欠場を発表しているロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平。一足先にシーズン終了となったが、それでも今季のハイパフォーマンスに対する評価は揺るがない。

 現地21日、米メディア『USA TODAY』は、「ショウヘイ・オオタニの2023年シーズンがどれほどバカげていたか? MLBのスター選手は、怪我にもかかわらず2度目のMVPを受賞する可能性がある」と見出しを打ち、一本の記事を掲載。今季の投打スタッツを振り返りつつ、2年ぶりのアメリカン・リーグMVPに太鼓判を押した。

 まず注目したのは、その驚異的な打撃成績だ。今季、打者として135試合に出場した大谷は、打率.304、44本塁打、95打点、OPS1.066というハイアベレージを記録。本塁打数、91四球でア・リーグ首位、そしてOPS、21故意四球は現在、メジャートップの数字であり、「これだけでも今季の球界で最高の一人だ」と指摘している。

 さらに、「これはあくまで打撃成績のみ」と続けた同紙は、「投手成績もまた、今季の球界で最高の一人として位置づけられている」と記述。23登板で132イニングを投げ、10勝5敗、防御率3.14、167奪三振、WHIP1.06という数字を残した大谷は、被打率.184でもリーグ首位に立つなど、マウンド上でも異彩を放ったことは間違いない。
 
 また、これらを踏まえた同紙は、「メジャー史上、シーズン最後の10試合以上を欠場し、賞を手にした選手は2人だけ」と記述。2019年には、同僚マイク・トラウトが最後の19試合を欠場しながらMVPを受賞しており、さらに遡れば、1976年にオリオールズのジム・パーマーが最後の11試合を欠場した後、サイ・ヤング賞を獲得しているという。

 シーズン終盤に戦列から離れた大谷だが、はたして2年ぶりにメジャー最高の栄誉に浴することができるだろうか。記事の終盤では、「オオタニは、シーズン最後の25試合を欠場することになった。それでも統計的に投打両面で驚異的であり、今季のMVPは彼の圧勝になりそうだ」と分析がなされていた。

構成●THE DIGEST編集部

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