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「今回は歴代最弱チーム」野球韓国代表に自国メディアは悲観的な評価。ドラフト候補揃う日本に警戒心も【アジア大会】

THE DIGEST編集部

2023.09.23

WBCでは侍ジャパンの投手陣を苦しめたイ・ジョンフ(写真)は、故障によりアジア大会を欠場する見込みだ。(C) Getty Images

WBCでは侍ジャパンの投手陣を苦しめたイ・ジョンフ(写真)は、故障によりアジア大会を欠場する見込みだ。(C) Getty Images

 中国・杭州で開催されるアジア競技大会。9か国で争われる野球は、9月26日から10月7日まで紹興市で行なわれる。

 この大会で強さを見せつけているのが韓国だ。毎回、MLB所属選手も含む最強チームを構成して挑み、目下3連覇中。今大会も“ドリームチーム”を送り込んでくるのかと思いきや、今回から韓国は「プロ4年目までの25歳以下」を基準とした若手中心のチーム構成に切り替えるというのだ。

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 韓国紙『東亜日報』のオンライン記事によれば、「今回の代表チームは歴代最弱の評価を受けている。エースの不在は、リュ・ジュンイル監督の悩みの種だ」という。WBC韓国代表で、今チームの主軸と見られたク・チャンモ投手やイ・ジョンフ外野手が相次いで故障離脱。期待の若手左腕、イ・イリも大会直前での欠場が決まったようだ。指揮官も先発投手の少なさに苦慮しており「早いイニングでの交代で克服するしかない」と話しているという。

 一方で、ライバル視する日本や台湾に警戒心を見せる。日本代表は今大会、社会人野球の選手たちで代表チームを構成するが、「その多くがプロ指名を受ける実力を備えている」と評価。首脳陣も「150キロ前後の速球を投げる投手2人程度が韓国戦を狙って登板してくる」と見通しているという。

 アジア大会のグループラウンドは、グループAに日本、中国、フィリピン、予選グループ2位が入り、グループBは韓国、台湾、香港、予選グループ1位という顔ぶれ。グループラウンドは10月1日から始まる。

構成●THE DIGEST編集部
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