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昨季ア・リーグMVP&本塁打王ジャッジが1試合3発の猛チャージ!! 地元記者は感嘆も「怪我をしていなかったら…」と嘆き節

THE DIGEST編集部

2023.09.23

1試合3発を放り込んだジャッジ。調子は上り調子だ。(C) Getty Images

 昨季のア・リーグ本塁打王が3打席連発だ。

 現地9月22日、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジは、本拠地で行なわれたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に「2番・ライト」として先発出場し、今季2度目の1試合3本塁打を達成。44本塁打で同リーグ首位に立つ大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)との差は、これで「9」に縮んでいる。

 今年6月に右足親指じん帯断裂で負傷者リスト入りしたものの、約2か月間の長期離脱を経て7月28日の復帰後は、ホームランを量産しているジャッジ。今夜は3回にセンターへの先制33号3ランを放つと、5回に右中間への34号2ラン、7回に右翼2階席への35号ソロと快音が止まらず。4打数4安打6打点をマークし、7対1の勝利に貢献した。

 主砲の大暴れを受け、地元放送局『YES Network』のジェームス・スマイス氏は、自身のX(旧ツイッター)を更新。「これはヤンキース史上38度目の1試合3本塁打だが、1シーズンにそれが2試合というのは、ジャッジが球団初だ!(8月23日のワシントン・ナショナルズ戦&今夜)」と興奮気味に反応を示している。
 
 また、地元メディア『NJ.com』のマックス・グッドマン記者は、「100試合の出場で35本塁打。ヤンキースのキャプテンが観衆からカーテンコールを受ける。もし夏に怪我していなかったら、今年はどうなっていたのだろうか...」と記述。さらに、ヤンキース専門のポッドキャスト番組『Talkin' Yanks』によると、「162試合だと57本塁打のペース」だという。

 昨季はア・リーグ新記録の62本塁打を放ち、大谷の2年連続MVPを阻止しているジャッジ。今季も残り8試合だが、はたしてヤンキースの怪物は、どれだけ追い上げを見せるのか。その打棒に要注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】昨季のア・リーグ本塁打王ジャッジが驚異の1試合3連発!

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【動画】昨季のア・リーグ本塁打王ジャッジが驚異の3打席連続アーチ!