ニューヨーク・メッツの千賀滉大は今季、メジャー1年目のシーズンながら極めて高いパフォーマンスを発揮してきた。28試合に登板し12勝7敗、防御率2.96(9月27日現在)という成績を残しており、ナ・リーグ新人王有力候補であり、さらにはサイ・ヤング賞の可能性さえも囁かれている。
【PHOTO】得意のお化けフォークでMLB1年目から躍動!ニューヨーク・メッツ所属の千賀滉大を特集! シーズンが進むにつれ、低迷するチームはマックス・シャーザーやジャスティン・バーランダーという球界屈指の大物投手を放出するという「異常事態」に。しかし千賀はローテーションを守り、後半戦ではより安定感を増すなどメッツ先発陣の中で、見事な存在感を放っている。勝利数、奪三振数、防御率はいずれもチームトップの数字であり、チーム内でのエースとしての呼び声も高い。
30歳にして、見事なルーキーシーズンを送ってきた日本人右腕に対し、米メディア『FANSIDED』の中でも、称賛の言葉が並んでいる。
現地時間9月26日の同サイトでは「コウダイ・センガ、メッツの複雑なシーズンに明るい兆し」と銘打ったトピックを掲載。その中で「ニューヨークで投げる最初のシーズンで、彼が多くの人の期待以上の活躍を見せた」と綴っている。
さらに「将来の殿堂入り投手2人を手放した今シーズン、メッツは後を継ぐエースを見つけたのかもしれない。ここまで28試合に登板し、防御率2.96、194奪三振。今季はあと1試合に登板する予定なので、初年度で200奪三振を超える可能性もある」と見通しており、28日に予定されている最終登板への期待を示した。
また「驚異的なのは、ここ15試合連続で自責点3以上を与えていないことだ。この間、センガは防御率2.50、107奪三振を記録している」として、シーズン後半戦で維持している好調ぶりを振り返った。
加えて同メディアは「センガは1年目のシーズンでMLBの正統派エースとしての地位を確立しただけでなく、このチームのリーダーにもなりつつある」と主張。続けて「ニューヨークはこれから非常に重要なオフシーズンを迎える。メッツは先発ローテーションの層が厚くない中で、1年目のセンガの出来を見れば、来シーズンに向けて先発のエースが誕生することになる」と来季への見込みを示している。
今季の活躍も去ることながら、2024年シーズンへの期待も大きい。激動のシーズンで、堂々たるピッチングを披露してきた背番号34は、いよいよ今シーズン最後のマウンドを迎えようとしている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】現地9月14日のDバックス戦で見せた千賀の奪三振ショー!
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30歳にして、見事なルーキーシーズンを送ってきた日本人右腕に対し、米メディア『FANSIDED』の中でも、称賛の言葉が並んでいる。
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さらに「将来の殿堂入り投手2人を手放した今シーズン、メッツは後を継ぐエースを見つけたのかもしれない。ここまで28試合に登板し、防御率2.96、194奪三振。今季はあと1試合に登板する予定なので、初年度で200奪三振を超える可能性もある」と見通しており、28日に予定されている最終登板への期待を示した。
また「驚異的なのは、ここ15試合連続で自責点3以上を与えていないことだ。この間、センガは防御率2.50、107奪三振を記録している」として、シーズン後半戦で維持している好調ぶりを振り返った。
加えて同メディアは「センガは1年目のシーズンでMLBの正統派エースとしての地位を確立しただけでなく、このチームのリーダーにもなりつつある」と主張。続けて「ニューヨークはこれから非常に重要なオフシーズンを迎える。メッツは先発ローテーションの層が厚くない中で、1年目のセンガの出来を見れば、来シーズンに向けて先発のエースが誕生することになる」と来季への見込みを示している。
今季の活躍も去ることながら、2024年シーズンへの期待も大きい。激動のシーズンで、堂々たるピッチングを披露してきた背番号34は、いよいよ今シーズン最後のマウンドを迎えようとしている。
構成●THE DIGEST編集部
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