異次元のシーズンを送った偉才のパフォーマンスが脚光を浴びている。
現地10月1日、アメリカン・リーグの今季レギュラーシーズンが終了した。個人タイトルが確定し、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が日本人初のホームラン王を獲得。メジャー6年目にして、自身初の打撃タイトルを獲得した。
大谷は右脇腹の負傷でラスト25試合を欠場。負傷者リスト入り後は、初のホームランキングに暗雲が立ち込めたかに見えたが、それは杞憂に過ぎなかった。大谷は2位のアドリス・ガルシア(テキサス・レンジャーズ)に5本差をつける44本塁打でシーズンを締めくくった。
本塁打だけではない。大谷は今季、その他の打撃スタッツでも異次元の成績を残している。打率.304、打点95で故障がなければ三冠王も狙えるペースで打ちまくり、打者をトータルで評価するOPS(出塁率と長打率を足し合わせた値)に至っては「1.066」をマーク。こちらはリーグトップに立っている。投げても2年連続二桁勝利となる10勝(5敗)、防御率3.14、167奪三振を記録。8月に右肘を損傷し、のちに手術する結果になったが投打でハイパフォーマンスなシーズンを送ったことは確かだ。
偉才の活躍には現地メディアから感嘆の声が漏れている。米老舗紙『New York Times』は、大谷の今季を振り返った特集記事を配信。見出しには「ショウヘイ・オオタニは、メジャーリーグ史上最高の成績を残した年だったかもしれない。このような光景を再び見ることができるだろうか?」と最大級の賛辞を贈っている。
記事はまず、開幕から3戦目(現地4月2日のオークランド・アスレティックス戦)に飛び出した今季第1号に脚光を当てており、「彼のスイングは打球速度116マイル(約186.6キロ)を記録し、飛距離447フィート(約136メートル)の特大ソロホームランを日本の広告看板を越えて右翼スタンドに叩き込んだ。これは特に驚異的なものだった」とタイトルを獲得した1本目をあらためて振り返っている。
打者だけでなく、投手としてもチームを牽引する姿を「カリフォルニアのハリケーンと同じくらい珍しい現象であり、彼のような選手は存在しなかった」と猛烈なタイフーンに例えるほど絶賛。「初めてメジャーに上がった2018年シーズン以来、オオタニは体が許す限り二刀流をマスターしてきた。2021年にはアメリカン・リーグの最優秀選手となった。ほとんどの統計基準では、昨シーズンも同じような好成績を残しているが、今年は彼にとってこれまでで最高のシーズンであり、おそらく野球史上最も注目に値する個人シーズンとなった」と断言。シーズンを重ねるごとに進化する大谷に畏敬の念を抱く。
今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では侍ジャパンの一員として参加し、代名詞である二刀流で日本を3大会ぶりの世界一に導き、胴上げ投手&MVPを獲得する離れ業から始まった今シーズン。打者専念となる来季も、偉才の一挙手一投足から目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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現地10月1日、アメリカン・リーグの今季レギュラーシーズンが終了した。個人タイトルが確定し、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が日本人初のホームラン王を獲得。メジャー6年目にして、自身初の打撃タイトルを獲得した。
大谷は右脇腹の負傷でラスト25試合を欠場。負傷者リスト入り後は、初のホームランキングに暗雲が立ち込めたかに見えたが、それは杞憂に過ぎなかった。大谷は2位のアドリス・ガルシア(テキサス・レンジャーズ)に5本差をつける44本塁打でシーズンを締めくくった。
本塁打だけではない。大谷は今季、その他の打撃スタッツでも異次元の成績を残している。打率.304、打点95で故障がなければ三冠王も狙えるペースで打ちまくり、打者をトータルで評価するOPS(出塁率と長打率を足し合わせた値)に至っては「1.066」をマーク。こちらはリーグトップに立っている。投げても2年連続二桁勝利となる10勝(5敗)、防御率3.14、167奪三振を記録。8月に右肘を損傷し、のちに手術する結果になったが投打でハイパフォーマンスなシーズンを送ったことは確かだ。
偉才の活躍には現地メディアから感嘆の声が漏れている。米老舗紙『New York Times』は、大谷の今季を振り返った特集記事を配信。見出しには「ショウヘイ・オオタニは、メジャーリーグ史上最高の成績を残した年だったかもしれない。このような光景を再び見ることができるだろうか?」と最大級の賛辞を贈っている。
記事はまず、開幕から3戦目(現地4月2日のオークランド・アスレティックス戦)に飛び出した今季第1号に脚光を当てており、「彼のスイングは打球速度116マイル(約186.6キロ)を記録し、飛距離447フィート(約136メートル)の特大ソロホームランを日本の広告看板を越えて右翼スタンドに叩き込んだ。これは特に驚異的なものだった」とタイトルを獲得した1本目をあらためて振り返っている。
打者だけでなく、投手としてもチームを牽引する姿を「カリフォルニアのハリケーンと同じくらい珍しい現象であり、彼のような選手は存在しなかった」と猛烈なタイフーンに例えるほど絶賛。「初めてメジャーに上がった2018年シーズン以来、オオタニは体が許す限り二刀流をマスターしてきた。2021年にはアメリカン・リーグの最優秀選手となった。ほとんどの統計基準では、昨シーズンも同じような好成績を残しているが、今年は彼にとってこれまでで最高のシーズンであり、おそらく野球史上最も注目に値する個人シーズンとなった」と断言。シーズンを重ねるごとに進化する大谷に畏敬の念を抱く。
今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では侍ジャパンの一員として参加し、代名詞である二刀流で日本を3大会ぶりの世界一に導き、胴上げ投手&MVPを獲得する離れ業から始まった今シーズン。打者専念となる来季も、偉才の一挙手一投足から目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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