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プロ野球

「いつも喰らってないか?」虎のリードオフマン・近本光司が”因縁”の神宮でまたも死球! 今季12個目に虎党憤怒!「許されない領域まで来てるぞ」

THE DIGEST編集部

2023.10.05

阪神の近本は4日のヤクルト戦で今季12個目の死球を受けた。(C)THE DIGEST

阪神の近本は4日のヤクルト戦で今季12個目の死球を受けた。(C)THE DIGEST

 今シーズンの神宮球場で、いったい何度見た光景だろうか。

 10月4日、ヤクルト対阪神戦で阪神・近本光司が背中に死球を受けて途中交代。レフトスタンドに陣取る虎党から怒号が響き、球場は騒然となった。

 雨が降り注ぐ神宮の夜空の下、虎の切り込み隊長がまたも苦悶の表情を浮かべた。「1番・中堅」で先発出場した近本は初回、カウント1-2からヤクルト先発・高橋奎二の抜けた変化球をかわそうとしたが避け切れず、背中に直撃。今季12個目となる死球を受けた。

 しばらくその場に座り込んだ近本だったが、自力で立ち上がり一塁へ。高橋はそのあと帽子をとって謝罪の意思を示したが、ベンチの阪神・岡田彰布監督は「またか」というような険しい表情を浮かべていた。

 岡田監督の表情は想像に難くない。なぜなら今シーズン、虎のリードオフマンには同情したくなるような不運が続いていたからだ。

 去る7月2日、近本は東京ドームの巨人戦で右脇腹に死球を受け「右肋骨(ろっこつ)骨折」と診断されて一時離脱。同22日に戦列復帰したが、9月3日のヤクルト戦(神宮)で左腕の山本大貴から同箇所に死球を受けて途中交代した。試合後、死球を巡って岡田監督がヤクルト側に激怒し、高津臣吾監督が同監督に謝罪する騒動にまで発展したことがあった。
 
 至極当然、阪神ファンからは容赦ないブーイングが飛び交い、SNS上でも大荒れとなった。

「なんか近本いつも死球喰らってないか?」
「あの球団また死球当てたんか」
「恨みでもあるんかいな」
「ヤクルトさんよ。”わざとじゃない”で許されない領域にまで来てるぞ」
「12球団で一番怒らせてはいけないファンを敵に回すヤクルト投手陣は草」
「近本さん、もっと相手投手に不快感を露にしてもいいと思うよ」
「コントロールできないならマウンドに上がるなよ! どんだけ当ててんねん」

 なお、試合は阪神が1点リードで迎えた9回裏、左腕の岩崎優をマウンドに送り、逃げ切りを図ったが、ヤクルトが土壇場で粘りを発揮。ヒットとエラーで1死一、三塁のチャンスを作ると、代打・内山壮真が値千金の左適時打で同点。続く山田哲人が中犠飛で三塁ランナーが生還し、5対4で劇的なサヨナラ勝ち。去年のセ・リーグ覇者が最後に意地を見せた。

 18年ぶりの優勝を果たした阪神は今季レギュラーシーズン最終戦を白星で飾れず、初回に死球を受けた近本は4回の守備からベンチに退いた。リーグ断トツの28盗塁で2年連続4度目の盗塁王に輝いた近本だが、なんとも後味の悪い幕引きとなった。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】”虎の切り込み隊長”近本光司の活躍をチェック

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