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MLB

エンジェルスが“最も失望したチームTOP5”にランクイン。「オオタニの期間を無駄にした。わずかに勝ち越せるチームとみなされていたが…」と米メディア酷評

THE DIGEST編集部

2023.10.06

大谷が6年間プレーしたエンジェルスは、2014年を最後にプレーオフに進出していない。(C)Getty Images

大谷が6年間プレーしたエンジェルスは、2014年を最後にプレーオフに進出していない。(C)Getty Images

 米メディア『Odds Shark』は10月4日、「2023年シーズンで最も期待外れだったMLBチーム」という記事を配信した。「毎年のように期待を裏切るチームが出てくる」として、2023年に振るわなかった5球団の名前を挙げ、4位にロサンゼルス・エンジェルスを挙げている。

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「2023年シーズンもエンジェルスが“勝てるチーム”だと予想していた人は、ほとんどいなかったが、それでもわずかながら勝ち越せるだろうと思われていた。しかし、実際には73勝89敗でア・リーグ西地区の4位だった。もしショウヘイ・オオタニが今オフに出て行くなら、二刀流はアナハイムでプレーオフに出場できなかったことになる。エンジェルスはユニコーンの所属期間を無駄にしたと言えるだろう。恥ずかしい」と酷評している。

 5位はセントルイス・カーディナルスで、「理論上、堅実なローテーションと攻撃力、優れたブルペンを持っていたはずだった。しかし実際には、何も持っていなかった」とし、3位にはサンディエゴ・パドレスを選出。「ホアン・ソト、フェルナンド・タティースJr.、マニー・マチャドがいるなら、もっと勝てたのではないか。得失点差が+100以上ながら、1点差の試合は9勝23敗。運がなかったと言えるかもしれないが、不運は失望を覆い隠すものではない」と評した。
 
 2位はニューヨーク・ヤンキースで、「アーロン・ジャッジと再契約し、投手陣にカルロス・ロドンを加えたチームは明らかな優勝候補だったが、その期待にまったく応えられなかった。サイ・ヤング賞候補者のゲリット・コールを除けば誰ひとりとして、大したことをしなかった。ジャッジにしても負傷がすべてを狂わせた」と酷評している。

 そして同メディアが最も期待を裏切ったチームに挙げたのが、ヤンキースと同じくニューヨークを本拠地とするメッツだ。「少なくともニューヨーク州クイーンズでは、幸せはカネでは買えない。オーナーのスティーブ・コーエンが費やした今シーズンのチーム総年俸は3億4300万ドル(約500億円)。しかし、いくらカネをつぎ込もうともメッツはメッツなのだ。今シーズンの成績は失望に値するが、それはいまに始まったことではない」と一刀両断した。

構成●THE DIGEST編集部

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