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米経済誌が予想! 大谷翔平にとって「最良の選択肢」は西海岸の2球団「エンジェルスに戻るのは現実的ではないようだ」

THE DIGEST編集部

2023.10.08

去就が注目される大谷。果たして、その結末は? (C) Getty Images

 今オフ、フリーエージェントとなるロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平。先月、右肘の手術を行なったことで来季は打者のみでの出場となるものの、その打撃力を求めて、多くの球団が獲得に名乗りを挙げるものと報じられてきている。

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 その中でも、これまで大谷への関心が囁かれてきており、また多くの日本人選手が在籍してきた2球団、ロサンゼルス・ドジャースとシアトル・マリナーズが新天地として有力視するメディアの声が伝えられている。

 現地時間10月6日、米経済紙『Forbes』は公式サイト上で大谷の去就について論じる特集記事を掲載。「ドジャースとマリナーズがオオタニにとって最良の選択肢」と銘打ったトピックの中で、タイトルにもある2球団が移籍先として相応しいとする理由を示している。

 トピックでは「オオタニがエンジェルスに戻るのは現実的ではないようだ」とオフでの移籍が確実であると述べながら「ロサンゼルス・ドジャースとシアトル・マリナーズが、オオタニと長期契約を結ぶ可能性が高いと見ている」と同メディアの見解を綴っている。

 さらに、FAでの「争奪戦」が展開されると予想しており「オオタニの今オフシーズンの契約額に関して大金を投じることになると感じている」と巨額契約となることを予想。その上で、ドジャースについては、2023年シーズン前にフリーエージェント市場で目立った動きを見せなかったことや、今オフ、多くの主力選手がFAとなるものの「これらの選手のほとんどに来年の契約を提示しないことを選択し、既存の年俸を数百万ドル削減する可能性が高い」として、大谷獲得に備えるものと指摘している。

 加えて「ドジャースにはショウヘイ・オオタニにとって魅力的な資金力と組織の勝利文化がある」として、大谷の望むとするプレーオフ出場も見込める球団であると主張している。

 また、もう一つ候補に挙げたマリナーズには過去の在籍選手や、日本企業との関りにも言及しており、「長い間、日本や日本の野球と関係があった」と指摘。同球団で長くプレーし現在も「会長付特別補佐兼インストラクター」として運営に携わるイチロー氏の名前を挙げ、「オオタニは自信に満ち溢れ、確実なアスリートであるため、イチローという支えがあれば成功する可能性は高い」と見通している。

 これまでも、大谷獲得へ高い関心を示していると伝えられてきたドジャースとマリナーズ。FA移籍に向けた交渉が解禁となるおよそ1か月後、実際に大谷とこの2球団との接触は行なわれるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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