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MLB

「5億ドルが基準」の“オオタニ争奪戦”、米人気コラムニストが最新勢力図を予測! トップ3に挙げた球団は?

THE DIGEST編集部

2023.10.27

今季は日本人メジャーリーガー初の本塁打王を獲得した大谷。オフの去就にも注目だ。(C) Getty Images

今季は日本人メジャーリーガー初の本塁打王を獲得した大谷。オフの去就にも注目だ。(C) Getty Images

 メジャーリーグ(MLB)は現地10月27日にワールドシリーズが開幕。テキサス・レンジャーズとアリゾナ・ダイヤモンドバックスが世界一を懸けて雌雄を決する。その一方で、オフのFA市場も話題に事欠かない。なかでも大谷翔平の動向には多くのメディアが関心を寄せている。

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 米メディア『NEW YORK POST』の人気野球コラムニスト、ジョン・ヘイマン氏は、「大谷翔平の5億ドル懸賞にさらに多くの候補者が参加」と題した記事において、今季途中に右肘靭帯断裂の怪我を負った大谷だが、「私は再び6億ドルについての憶測を聞いている。私は5億ドルにこだわる。おそらく、それが基準となる数字だと思う」と綴り、改めて大谷が今オフにFA契約で大金を手にすることになると見解を示した。

 そのうえで、ヘイマン氏は今オフに大谷を獲得する可能性がある候補球団をランキング形式で掲載。“最新のオッズボード”として紹介している。

 1位にランクされたのはレンジャーズ、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ロサンゼルス・ドジャースの3球団。レンジャーズは「彼らは勝利の味を知っており、お金を使うことを恐れない」としたうえで、6年前に大谷がメジャー入りする際には「最初に指名権を獲得した。噂によればシーズン半ばには大谷を獲得する準備ができていた」と言及している。またジャイアンツは、これまでジャンカルロ・スタントンやブライス・ハーパー、アーロン・ジャッジといったスター選手を逃してきた過去があり、「間違いなくビッグスターを望んでいる」という。そして、ドジャースには「お金があり、最も安定した勝者であり、昨年は(獲得のうえでの)財政面の問題もクリアした」と評価している。

 ランキングは以下、ニューヨーク・メッツ、ボストン・レッドソックス、ロサンゼルス・エンジェルス、シカゴ・カブス、ニューヨーク・ヤンキース、サンディエゴ・パドレス、シアトル・マリナーズと続いた。

 また同氏は、「大谷はここ数年、史上最高の選手であるだけでなく、ユニークなマーケティングの機会でもある」とし、大谷獲得によってチームがプレーオフに進出するなら、球団が得る収入は2000万ドル(約30億円)に迫るとしている。

構成●THE DIGEST編集部

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