今季は首位打者を獲得したものの、左足薬指の骨折により終盤は離脱していたオリックスの頓宮裕真は、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでベンチ入りを果たし、第2戦に代打で戦線復帰。この時は打ち取られたものの、第3戦ではチームを勝利に導く貴重なタイムリー二塁打を放ち、超満員のスタンド全体から決め台詞「ほいさー」の大合唱がわき起こった。
「昨日、今日といい場面で使ってくれて、監督には感謝してます」。笑顔で話した頓宮に対し、中嶋聡監督は「よく打ったな。でもあの盛り上がりを見たら燃えるでしょうし、非常にいい感じで入れたと思う」と高評価した。
CSなでは万全ではなかったことから代打での出場が続いたが、「1打席しかないので、追い込まれる前に打てたらなと思って」と積極性がかえって奏功した様子。ベンチから送り出されるときには「ドキドキなんですけど、監督に打席いく前に『盛り上げてこい』と言われて、そこで楽になりました」と監督が緊張をほぐしてくれたという。
「ケガしてもすぐマシン相手にタイミングとかやってた」そうで、特に調整法は変えていない。まだ痛みが残る中の日本シリーズとなるが「朝とかケアしてやれることをやって、あとは試合に出たら関係ないと思うので。しっかり準備だけしていきたい」とベストを尽くす気持ちに変わりはない。日本シリーズでも「ほいさー」の大合唱に期待したい。
取材・文⚫︎THE DIGEST編集部
「昨日、今日といい場面で使ってくれて、監督には感謝してます」。笑顔で話した頓宮に対し、中嶋聡監督は「よく打ったな。でもあの盛り上がりを見たら燃えるでしょうし、非常にいい感じで入れたと思う」と高評価した。
CSなでは万全ではなかったことから代打での出場が続いたが、「1打席しかないので、追い込まれる前に打てたらなと思って」と積極性がかえって奏功した様子。ベンチから送り出されるときには「ドキドキなんですけど、監督に打席いく前に『盛り上げてこい』と言われて、そこで楽になりました」と監督が緊張をほぐしてくれたという。
「ケガしてもすぐマシン相手にタイミングとかやってた」そうで、特に調整法は変えていない。まだ痛みが残る中の日本シリーズとなるが「朝とかケアしてやれることをやって、あとは試合に出たら関係ないと思うので。しっかり準備だけしていきたい」とベストを尽くす気持ちに変わりはない。日本シリーズでも「ほいさー」の大合唱に期待したい。
取材・文⚫︎THE DIGEST編集部
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