現地10月31日、米メディア『The Athletic』は、「2023-24年のMLBフリーエージェント（FA）トップ40」とのタイトルで特集を掲載。過去にレッズやナショナルズでゼネラルマネージャー（GM）を務めていたジム・ボーデン氏が、今オフの“FA注目度”１位に大谷翔平（エンジェルス）、２位に山本由伸（オリックス）を取り上げている。

【画像】史上初の快挙多数！厳選写真で振り返る「大谷翔平2023年の軌跡」 　まず、今季ア・リーグMVPが濃厚な大谷については、「ほぼ間違いなくメジャー史上最高のシーズンを終えたばかりだ」と書き始め、その圧巻パフォーマンスを称賛。先月に右肘の手術を受け、来季は打者専念のシーズン、投手復帰は2025年シーズンの見通しだが、「彼は、間もなくこのスポーツで史上最高額の選手になるだろう」と見解が綴られた。

　そんな二刀流スターにフィットしそうな球団としては、ドジャース、レンジャーズ、マリナーズ、メッツ、レッドソックス、パドレス、ジャイアンツ、カブス、フィリーズ、ブルージェイズの10球団を選出。加えて契約内容については、「10年４億7700万ドルに出来高、エスカレーター条項で総額５億ドル以上だ」との分析がなされている。

　一方、山本に関しては、「各チームが現在、彼を先発の１、２番手、どのローテーションでも二桁勝利、3.00未満の防御率を残す選手として見ている」と紹介。メッツ、ヤンキース、ドジャース、フィリーズ、レンジャーズ、カーディナルス、ジャイアンツ、レッドソックス、カブスを有力球団として挙げ、７年２億1100万ドルと契約額を予測した。

　この他には、今永昇太（DeNA）が22位に入り、「（金額が）現時点で予測できない」としながらも、新天地候補としてレンジャーズ、パドレス、マリナーズ、ドジャース、エンジェルスの５球団を列挙。34位の前田健太（ツインズ）は、ツインズ、ジャイアンツ、エンジェルス、カーディナルスの「１年1000万ドル＋出来高」と記されている。

構成●THE DIGEST編集部
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