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WBC決勝を締めくくった大谷翔平の一球が「ピッチ・オブ・ザ・イヤー」に輝く!米投球分析家が選出「空振りしてしまう理由が分かる」

THE DIGEST編集部

2023.11.04

圧巻のリリーフで日本代表をWBC優勝に導いた大谷。(C)Getty Images

 二刀流スターの"魔球"にふたたび脚光が当てられている。

 現地11月3日、"ピッチングニンジャ"の愛称で知られる米投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のX(旧ツイッター)を更新し、「2023年のピッチングニンジャアワード:ピッチ・オブ・ザ・イヤー」と銘打った独自の賞を発表。今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝で投じた大谷翔平の一球を選出している。

【動画】WBCの大谷翔平を選出した「ピッチングニンジャアワード:ピッチ・オブ・ザ・イヤー」をチェック!

 日本対アメリカのWBC決勝、そのクライマックスは大谷とマイク・トラウトの名勝負だった。侍ジャパンが1点リードで迎えた9回2死走者なしという局面。この回から登板していた大谷は、フルカウントから大きく曲がるスイーパーを投じ、トラウトを空振り三振に仕留めてみせた。
 
 この場面についてフリードマン氏は、自身のYouTubeに動画を掲載し、「フルカウントからオオタニは、87マイル(約140キロ)のスイーパーでトラウトを斬り、地球上で最高の野球選手としての地位を確固たるものにした」と解説。雄叫びとともに帽子とグラブを放り投げた大谷の姿に関しても、「このセレブレーションが大好き」と触れられている。

 さらに、速球とスイーパーの軌道を重ね合わせた映像も共有しており、「トラウトが空振りしてしまう理由が分かる」と絶賛のコメント。また、ここで見られた好きな瞬間のひとつは「トラウトがオオタニにうなずき、オオタニが怖い視線で見つめ返すシーン」だと記し、「ショウヘイの顔に競争心が見て取れる」と回顧した。

 今季も投打で躍動し、観る者を魅了した大谷。はたして来季はどのチームで、どのような活躍を見せてくれるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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