メジャー１年目を終えた剛腕が古巣の日本一を祝した。

　11月５日、第７戦までもつれ込んだ激闘の日本シリーズは阪神タイガースがオリックス・バファローズを７対１で撃破。通算成績を４勝３敗とし、1985年以来38年ぶり２度目の日本一に輝いた。
【PHOTO】38年ぶりの日本一!! 岡田監督のもと「A.R.E.」を目指したシーズンはここから始まった！

　阪神OBで今季からメジャーリーグに戦いの舞台を移した藤浪晋太郎（ボルティモア・オリオールズ）が日本一決定後、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。優勝ロゴの下に「おめでたいやんか　おーん。」と綴り、クラッカーの絵文字を添えて投稿。岡田彰布監督の口癖を用いつつ、古巣の優勝を称えた。
  　藤浪は10年間所属した阪神から昨年オフにポスティングシステムを利用してメジャー挑戦し、オークランド・アスレティックスからシーズン途中にトレード移籍され、オリオールズの地区優勝に貢献。海を渡っても古巣のことを常に気にかけ、18年ぶりにリーグ優勝がかかった試合も現地からネット中継で観戦したほど。

　タイガースが優勝した瞬間を見届けると、「朝から感極まってます。Vやねん！！」と昨年まで一緒に戦ったチームメイトたちの雄姿を祝福。岡田監督が「アレを決めたんは優勝まで。日本一はね、何かいい言葉があったら教えて下さい」とファンに問いかけると、「『アレ』の次は『ソレ』よ。おーん。」と指揮官へ鋭いツッコミを見せるほど、愛着を示していた。

　古巣からこれ以上ないパワーをもらった藤浪。オリオールズからフリーエージェント（FA）となり、次の所属先も含め剛腕の去就が注目されている。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】最終戦までもつれた歴史的な「関西ダービー」は阪神が４勝３敗で制す！ 38年ぶり２度目の日本一に虎党大歓喜！【日本シリーズ第７戦】

【関連記事】「ほんまにアレしてもうた」38年ぶり２度目の日本一に元NMB山本彩さんも歓喜！ SNS上では『阪神日本一』『阪神優勝』がトレンド入りで虎党熱狂！

【関連記事】オリックスと阪神の新旧対決は“旧”の阪神に軍配。古めかしくも情のある選手起用で岡田阪神が勝ち取った日本一＜SLUGGER＞