アリゾナ・ダイヤモンドバックスを下して球団史上初のワールドシリーズ(WS)を制したテキサス・レンジャーズが、大谷翔平の新天地になるかもしれない。レンジャーズのニュースを専門的に扱う『Inside The Rangers』は11月5日、「レンジャーズがFAでショウヘイ・オオタニと契約する可能性が高い」という記事を配信した。
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
「2022年にコーリー・シーガー内野手(今季のWSで自身二度目のMVP)、マーカス・セミエン内野手(今季の100打点はア・リーグ4位タイ)、ジョン・グレイ投手(今季9勝)が加わり、23年にはネイサン・イオバルディ(今季12勝)、アンドリュー・ヒーニー投手(今季10勝)と契約。そしてワールドシリーズを制した今、このチームがFA選手にとって魅力的な目的地となっている」
この2年のFA市場で有力選手と契約している球団が、今オフに大谷の獲得に動く。そう伝えた同メディアが根拠にしたのが、ワールドシリーズ開始前の10月26日に米紙『New York Post』の著名記者、ジョン・ヘイマン氏が書いた記事だ。
大谷のレンジャーズへの移籍の噂は以前から出ていたが、ヘイマン記者は大谷の移籍先として本命視されているロサンゼルス・ドジャースやサンフランシスコ・ジャイアンツと同じオッズを、レンジャーズに付けた。「レンジャーズは、シーズン途中のトレードでオオタニを獲得する準備ができていた。6年前にもオオタニの獲得に動いていた」と、かねてから大谷を熱望していたレンジャーズが、今オフも獲得に乗り出すと伝えている。
これを受けて『Inside The Rangers』は、レンジャーズが大谷を獲得した場合、ぜいたく税の基準を超える可能性を指摘しながらも、「しかし、球団史上初のワールドシリーズのタイトルを防衛するためにはオオタニのような選手が必要だ。それはぜいたく税の基準を超える価値がある」と力説した。
大谷とレンジャーズという組み合わせは、他のメディアも報じている。『MLB.com』のマーク・フェインサンド記者は11月5日の大谷の去就を占う記事で、可能性のある8チームのひとつにレンジャーズを挙げ、「連覇を狙うチームに移籍するかもしれない」と報道。米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者も11月5日の記事で、争奪戦を展開すると予想される複数チームのなかにレンジャーズを入れている。
また、移籍情報を専門に扱う『MLB Rumors』は11月4日、レンジャーズの来季の戦力予想の記事で、「来季の開幕日にオオタニがレンジャーズのユニホームを着ていたら、驚く人はいるだろうか。オオタニとの契約が5億ドル(約748億円)台になろうとも、球団は大金を投じるだろう。オオタニが初めてMLBに来る時、テキサスはシカゴと並んで最終候補のリストに載っていた」と、レンジャーズへの移籍の可能性に触れている。
『CBS Sports』も11月5日、MLB30球団の名前を出した「オオタニの移籍先ランキング」の記事でレンジャーズを4位にランク付けした(1位はドジャース、2位はニューヨーク・メッツ、3位はジャイアンツ)。「総給与を2021年の9400万ドル(約140億円)から1億9500万ドル(約292億円)に増やした23年に、史上初めてワールドシリーズを制した。この球団はさらなる出費を惜しまない? チームには大谷が望むものが揃っている」と伝えている。
移籍先の有力候補とされているドジャースを中心に、米メディアではジャイアンツやレンジャーズの名前も盛んに取りざたされている。大谷を巡る争奪戦は、はたしてどのように決着するのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「オフシーズンに注目すべき"12のストーリー"」をMLB公式が配信!トップは大谷翔平の去就で「国際FA」のトピックに山本由伸、今永昇太が登場
【関連記事】WBC決勝を締めくくった大谷翔平の一球が「ピッチ・オブ・ザ・イヤー」に輝く!米投球分析家が選出「空振りしてしまう理由が分かる」
【関連記事】「北米プロスポーツ史上初の750億円プレーヤーが誕生するかも」FA大谷翔平の獲得参戦は10球団!? 熾烈な争奪戦を米放送局が大予想!
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
「2022年にコーリー・シーガー内野手(今季のWSで自身二度目のMVP)、マーカス・セミエン内野手(今季の100打点はア・リーグ4位タイ)、ジョン・グレイ投手(今季9勝)が加わり、23年にはネイサン・イオバルディ(今季12勝)、アンドリュー・ヒーニー投手(今季10勝)と契約。そしてワールドシリーズを制した今、このチームがFA選手にとって魅力的な目的地となっている」
この2年のFA市場で有力選手と契約している球団が、今オフに大谷の獲得に動く。そう伝えた同メディアが根拠にしたのが、ワールドシリーズ開始前の10月26日に米紙『New York Post』の著名記者、ジョン・ヘイマン氏が書いた記事だ。
大谷のレンジャーズへの移籍の噂は以前から出ていたが、ヘイマン記者は大谷の移籍先として本命視されているロサンゼルス・ドジャースやサンフランシスコ・ジャイアンツと同じオッズを、レンジャーズに付けた。「レンジャーズは、シーズン途中のトレードでオオタニを獲得する準備ができていた。6年前にもオオタニの獲得に動いていた」と、かねてから大谷を熱望していたレンジャーズが、今オフも獲得に乗り出すと伝えている。
これを受けて『Inside The Rangers』は、レンジャーズが大谷を獲得した場合、ぜいたく税の基準を超える可能性を指摘しながらも、「しかし、球団史上初のワールドシリーズのタイトルを防衛するためにはオオタニのような選手が必要だ。それはぜいたく税の基準を超える価値がある」と力説した。
大谷とレンジャーズという組み合わせは、他のメディアも報じている。『MLB.com』のマーク・フェインサンド記者は11月5日の大谷の去就を占う記事で、可能性のある8チームのひとつにレンジャーズを挙げ、「連覇を狙うチームに移籍するかもしれない」と報道。米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者も11月5日の記事で、争奪戦を展開すると予想される複数チームのなかにレンジャーズを入れている。
また、移籍情報を専門に扱う『MLB Rumors』は11月4日、レンジャーズの来季の戦力予想の記事で、「来季の開幕日にオオタニがレンジャーズのユニホームを着ていたら、驚く人はいるだろうか。オオタニとの契約が5億ドル(約748億円)台になろうとも、球団は大金を投じるだろう。オオタニが初めてMLBに来る時、テキサスはシカゴと並んで最終候補のリストに載っていた」と、レンジャーズへの移籍の可能性に触れている。
『CBS Sports』も11月5日、MLB30球団の名前を出した「オオタニの移籍先ランキング」の記事でレンジャーズを4位にランク付けした(1位はドジャース、2位はニューヨーク・メッツ、3位はジャイアンツ)。「総給与を2021年の9400万ドル(約140億円)から1億9500万ドル(約292億円)に増やした23年に、史上初めてワールドシリーズを制した。この球団はさらなる出費を惜しまない? チームには大谷が望むものが揃っている」と伝えている。
移籍先の有力候補とされているドジャースを中心に、米メディアではジャイアンツやレンジャーズの名前も盛んに取りざたされている。大谷を巡る争奪戦は、はたしてどのように決着するのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「オフシーズンに注目すべき"12のストーリー"」をMLB公式が配信!トップは大谷翔平の去就で「国際FA」のトピックに山本由伸、今永昇太が登場
【関連記事】WBC決勝を締めくくった大谷翔平の一球が「ピッチ・オブ・ザ・イヤー」に輝く!米投球分析家が選出「空振りしてしまう理由が分かる」
【関連記事】「北米プロスポーツ史上初の750億円プレーヤーが誕生するかも」FA大谷翔平の獲得参戦は10球団!? 熾烈な争奪戦を米放送局が大予想!
関連記事
- 「オフシーズンに注目すべき“12のストーリー”」をMLB公式が配信!トップは大谷翔平の去就で「国際FA」のトピックに山本由伸、今永昇太が登場
- WBC決勝を締めくくった大谷翔平の一球が「ピッチ・オブ・ザ・イヤー」に輝く!米投球分析家が選出「空振りしてしまう理由が分かる」
- 「北米プロスポーツ史上初の750億円プレーヤーが誕生するかも」FA大谷翔平の獲得参戦は10球団!? 熾烈な争奪戦を米放送局が大予想!
- 選手会MVPのアクーニャJr.、ア・リーグ最優秀野手の大谷翔平が互いを称賛!「ほとんどエイリアン」「全部ができる選手」
- 「誰も驚かないかも…」大谷翔平のシルバースラッガー賞最終候補入りにエ軍専門メディアは楽観視!?「簡単に受賞するだろう」