去就が注目される稀代の二刀流スターに、かつての恩師が激熱メッセージを送った。
ロサンゼルス・エンジェルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平。米メディアは稀代のスーパースターの動向を日夜追い続け、移籍に関する噂が盛んに飛び交っている。
【PHOTO】史上初の快挙多数!厳選写真で振り返る「大谷翔平2023年の軌跡」
去就に熱い視線が注がれている大谷は11月9日、公式インスタグラムを更新。日本国内の小学校に約6万個のジュニア用グラブを寄付すると発表した。
自身が試合で使用するグラブの画像とともに『野球しようぜ!』とサインを綴ったうえで、「野球を通じて元気に楽しく日々を過ごしてもらえたら嬉しいです。このグローブを使っていた子供達と将来一緒に野球ができることを楽しみにしています!」と投稿。球界を席巻するスーパースターが、野球界の未来を担う野球少年・少女へ粋なメッセージを送った。
大谷の行動力は主戦場にするメジャーリーグから賛辞が上がった。MLB公式サイトが「オオタニは母国に恩返しをした」と報じると、他の米メディアも反応したほど。
さらに大谷の野球普及活動は欧州にも反響が拡大。スペイン紙『MARCA』は「ショウヘイ・オオタニが日本の小学校へ歴史的な慈善活動を発表」と銘打ったタイトルで配信。世界中から称賛が広がっている。
グラウンド内外で話題を提供し続ける大谷に、かつての指揮官も目を細めている。今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンを14年ぶりの世界一に導き、日本ハム時代には大谷の二刀流を後押しした栗山英樹氏だ。
同氏は10日に報道ステーションのスポーツコーナーに生出演。愛弟子がア・リーグのDH部門で2年ぶり2度目のシルバースラッガー賞を受賞したことについて「数字的に間違いなかった」と妥当な結果だと評し、「もともと飛距離を持っていた翔平が今年は確率が上がった。このあたりが賞に近づいたというよりも、みんなの度肝を抜いたと思う」と話し、スラッガーとして一段と進化した姿を手放しで称えた。
日本人初のホームラン王(44本)については「褒めたくない」と愛情溢れる発破をかけたが、「日本人の夢だった。夢を叶えてくれたと(日本の)野球人は思っている」と喜んだ。
そして日米の野球ファンが注目する去就に話題が及ぶと、表情は一変。大谷が移籍先を決める基準を問われると、栗山氏は「(大谷は)自分がチームを勝たせられる。このチームを絶対に世界一にさせたいチームを選ぶと思う」と私見を述べる。
言葉に熱を帯びた同氏は「僕が彼にずっと言っていたのは、とにかく自分で決めなさいと。大谷翔平が決めたことは野球の神様が必ず味方する。自分で決めてくれ! というのはずっと言い続けていた」と語り、プロ1年目から『決断力』を大事にするよう伝え続けたことを明かした。
栗山氏は「エージェントが入って来ていろんな意見があると思うけど、翔平が決めたことは野球の神様が応援する。僕はそれを信じていたので、それは守ってくれと伝えていましたね」と熱弁。偉才の決断を、かつての指揮官は温かく見守っているようだ。
一挙手一投足、世界中から熱い視線を注がれる大谷。栗山氏が強調する偉才の決断は、いったいどんな答えになるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】「野球しようぜ!」大谷翔平がジュニア用グラブ約6万個を寄贈!
ロサンゼルス・エンジェルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平。米メディアは稀代のスーパースターの動向を日夜追い続け、移籍に関する噂が盛んに飛び交っている。
【PHOTO】史上初の快挙多数!厳選写真で振り返る「大谷翔平2023年の軌跡」
去就に熱い視線が注がれている大谷は11月9日、公式インスタグラムを更新。日本国内の小学校に約6万個のジュニア用グラブを寄付すると発表した。
自身が試合で使用するグラブの画像とともに『野球しようぜ!』とサインを綴ったうえで、「野球を通じて元気に楽しく日々を過ごしてもらえたら嬉しいです。このグローブを使っていた子供達と将来一緒に野球ができることを楽しみにしています!」と投稿。球界を席巻するスーパースターが、野球界の未来を担う野球少年・少女へ粋なメッセージを送った。
大谷の行動力は主戦場にするメジャーリーグから賛辞が上がった。MLB公式サイトが「オオタニは母国に恩返しをした」と報じると、他の米メディアも反応したほど。
さらに大谷の野球普及活動は欧州にも反響が拡大。スペイン紙『MARCA』は「ショウヘイ・オオタニが日本の小学校へ歴史的な慈善活動を発表」と銘打ったタイトルで配信。世界中から称賛が広がっている。
グラウンド内外で話題を提供し続ける大谷に、かつての指揮官も目を細めている。今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンを14年ぶりの世界一に導き、日本ハム時代には大谷の二刀流を後押しした栗山英樹氏だ。
同氏は10日に報道ステーションのスポーツコーナーに生出演。愛弟子がア・リーグのDH部門で2年ぶり2度目のシルバースラッガー賞を受賞したことについて「数字的に間違いなかった」と妥当な結果だと評し、「もともと飛距離を持っていた翔平が今年は確率が上がった。このあたりが賞に近づいたというよりも、みんなの度肝を抜いたと思う」と話し、スラッガーとして一段と進化した姿を手放しで称えた。
日本人初のホームラン王(44本)については「褒めたくない」と愛情溢れる発破をかけたが、「日本人の夢だった。夢を叶えてくれたと(日本の)野球人は思っている」と喜んだ。
そして日米の野球ファンが注目する去就に話題が及ぶと、表情は一変。大谷が移籍先を決める基準を問われると、栗山氏は「(大谷は)自分がチームを勝たせられる。このチームを絶対に世界一にさせたいチームを選ぶと思う」と私見を述べる。
言葉に熱を帯びた同氏は「僕が彼にずっと言っていたのは、とにかく自分で決めなさいと。大谷翔平が決めたことは野球の神様が必ず味方する。自分で決めてくれ! というのはずっと言い続けていた」と語り、プロ1年目から『決断力』を大事にするよう伝え続けたことを明かした。
栗山氏は「エージェントが入って来ていろんな意見があると思うけど、翔平が決めたことは野球の神様が応援する。僕はそれを信じていたので、それは守ってくれと伝えていましたね」と熱弁。偉才の決断を、かつての指揮官は温かく見守っているようだ。
一挙手一投足、世界中から熱い視線を注がれる大谷。栗山氏が強調する偉才の決断は、いったいどんな答えになるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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