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MLB公式が大谷翔平&山本由伸の“移籍先”を大胆予想! ドジャース最有力も「オオタニはシアトルを愛している」と指摘!

THE DIGEST編集部

2023.11.11

メジャー移籍市場を連日賑わす大谷(左)と山本(右)。MLB記者が二人の移籍先を予測した。(C)THE DIGEST、Getty Images

 今オフ、メジャーリーグの移籍市場を賑わす日本人選手の噂は絶えない。

 現地11月11日、MLB公式サイト『MLB.com』のアンソニー・カストロビンス記者は、「オフシーズンにおける8つの大胆予想」との見出しで特集記事を掲載。ロサンゼルス・エンジェルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平の移籍先としてシアトル・マリナーズを、オリックスからポスティングを容認された山本由伸の新天地には、ボストン・レッドソックスをそれぞれ挙げている。
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 まず、「最も無難な予測は、オオタニがロサンゼルス・ドジャースと契約し、毎年10月にプレーするというもの。ただ、それでは退屈だ」と書き始めた同記者。テキサス・レンジャーズ、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ニューヨーク・メッツ、ニューヨーク・ヤンキース、シカゴ・カブス、エンジェルスの存在に触れながらも、今回はマリナーズが最有力と見ているようだ。

 さらに、「パフォーマンス以外の話をほとんどしないオオタニだが、彼は少しだけ我々を受け入れ、シアトルを愛していると言ってくれた」と過去の発言を振り返れば、チームの核にフリオ・ロドリゲスがいる点に触れ、「オオタニのアイドル、イチローにとっても永遠の故郷だ」と言及。「メディアの目から遠ざけ、ユニークで控えめな彼に居場所を提供できる」とも主張した。
 
 一方で今季、NPBで史上初となる3年連続「投手4冠」を達成し、3年連続3度目の沢村賞を獲得した山本については、「たとえポスティングが金銭的なハードルだとしても、ヨシノブ・ヤマモトはより多くのチームにとってターゲットとなるだろう」とコメント。「非常に若くて落ち着いており、5つの球種を織り混ぜる彼は、持ち前のフレッシュさが魅力だ」と紹介。まだ25歳と最盛期を迎えている点を強調している。

 また山本は「すでに複数のチームから先発の1、2番手として見られている」と言い、こうした要素を踏まえてカストロビンス記者は、「ヤマモトの価格は、総額2億ドル(約302億円)を超えるかもしれない」と記述。破格な金額での右腕争奪戦を予想している。

 そして最後は、その具体的な行き先として、「レッドソックスは(去年)マサタカ・ヨシダとの契約で、日本市場で大きな話題を提供した。そして1年後、ヤマモトを獲得するだろう」と予測していた。

 数多のMLB関係者から、その動向に熱い視線が注がれる大谷と山本。契約金額も含めて、熾烈な争奪戦はますます熱を帯びる。

構成●THE DIGEST編集部

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