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「願ってもないニュースを得た」ダルビッシュ、オフでの手術回避と米メディア報道 パドレス専門サイトは「2024年の復調を確信」と期待の声

THE DIGEST編集部

2023.11.13

手術回避が伝えられたダルビッシュ。来季開幕から復帰できるとの見通しだ。(C) Getty Images

手術回避が伝えられたダルビッシュ。来季開幕から復帰できるとの見通しだ。(C) Getty Images

 今季、右肘炎症により8月下旬から戦列を離れ、その後登板のないままシーズンを終えた、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有。来季へ向け、現在の回復状況などがファンにとっても気がかりとなっていたものの、米国内では「最悪の事態を回避した」と報じられている。

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 現地時間11月10日、パドレスの情報を発信する『Inside The Padres』がダルビッシュの特集記事を配信。地元メディア『The San Diego Union-Tribune』の情報を扱う形となっており、今オフでの右肘手術を行わずに、来季開幕までに回復出来る見込みであると伝えた。

『Inside The Padres』ではこのニュースについて「パドレスはダルビッシュが、シーズン開幕に間に合うかもしれないという、願ってもないニュースを得た。ダルビッシュはここ数年、フリアーズにとって重要なピースのひとつであった」と綴っている。

 さらに「エースの健康が必要なサンディエゴにとって、これは素晴らしいニュースである。パドレスでの今シーズン、ダルビッシュは防御率4.56、8勝10敗という成績を残した。また、WHIPは1.30、136.1イニングを投げて141人の打者から三振を奪った」として、賛辞とともに主なスタッツも紹介している。

 ダルビッシュは今季、3月に行なわれたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場し、3度登板するなど、日本の世界一に貢献。しかし、その後のパドレスでの調整が長引き、合宿から参加した代表活動の影響がシーズンに及んだ。4月の初登板以降、夏場に入ってもパフォーマンスを取り戻せず、8月25日のミルウォーキー・ブリュワーズ戦が今季最後の登板となった。

 また今オフ、パドレスはチーム年俸圧縮を目的に、主力投手との契約破棄などが報じられている。FAでの選手流出も不可避であるとして『Inside The Padres』では、「先発ローテーションに大きな不安がある」と見通しながらも、ダルビッシュが来季を万全の状態で迎える可能性があることを「朗報」と捉えている。

「ダルビッシュにとっては、怪我との戦いで調子を落としたシーズンだったが、チームは2024年に彼が復調すると確信している。今オフのパドレスは複数の先発投手を失う可能性があるため、ダルビッシュが万全の状態で臨めるかどうかがカギとなる」

 チームにとってはもちろん、本人にとっても今オフでの右肘の回復が重要となることは言うまでもない。日米通算200勝も目前となっており、来季はシーズン序盤から万全となったコンディションでのピッチングが期待される。

構成●THE DIGEST編集部

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