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台湾メディアが若き侍ジャパン打撃陣を特集! 「並外れたハートの強さ」「200センチの長身」に警戒心も

THE DIGEST編集部

2023.11.15

WBCでは盛り上げ役としても存在感が際立った牧。アジアチャンピオンシップでは主砲として期待が懸かる。(C) Getty Images

 井端弘和新監督が率いる侍ジャパンがいよいよ初陣を飾る。11月16日に開幕する「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」では、侍ジャパンは2017年大会に続き大会2連覇に挑む。

 日本の他、韓国、チャイニーズタイペイ、オーストラリアの4カ国が参加し、各チームとも24歳以下、または入団3年以内など若手選手が中心となり構成され、アジアの頂点を競う。

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 初戦を目前にし、ワールド・ベースボール・クラシック王者でもある日本にはライバル国メディアからも視線が注がれている。台湾のスポーツメディア『運動視界』は11月13日、日本の主力打者の特集記事を配信した。

 同メディアが最初に紹介しているのが横浜DeNAベイスターズの牧秀悟だ。トピックでは「大胆なフルスイングと祝福のジェスチャーで、多くの横浜ファンを沸かせた。腰の回転が抜群で、バットを一気に振り抜く」など、キャラクターや打撃スキルを説明。さらにWBCでの実績も記しており「安打数はわずか3本ながら2本塁打を放ち、並外れたハートの強さと長距離砲ぶりを証明した」と綴っている。

 さらに、同じく長距離打者として、阪神タイガースの佐藤輝明にも「今回は、打線の中心で牧秀悟と組み、いつチャンスが訪れても得点のチャンスは逃さないだろう」と活躍への期待の言葉を寄せた。また、シーズン中の成績にも言及し「例年以上に浮き沈みの激しいシーズンだったが、岡田彰布監督の信頼も厚く、日本プロ野球史上初の新人左打者3年連続20本塁打を記録した」とパフォーマンスを称えている。

 他にも、「200cmの長身がひときわ目を引く」と紹介されているのが巨人の秋広優人だ。同メディアは「柔らかなバッティングと大谷翔平に似た姿勢を持つ秋広は、開幕一軍こそ逃したが、4月中旬に1年半ぶりに本拠地・東京ドームに復帰。数試合で次々と本塁打を放った」と振り返っている。

 さらに、秋広が背負う背番号について、巨人では限られた選手のみが付けていた番号だったことも記されており、また「次期4番候補」などの評価もみられる。

 トピックの中では、他にも北海道日本ハムファイターズの万波中正や、阪神の森下翔太なども紹介されており、それぞれに高い期待が寄せられている。日の丸を背負い大舞台に立つ若き選手たち。再び世界一を目指す新生・侍ジャパンがスタートを切る。

構成●THE DIGEST編集部

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