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侍ジャパン

「流れを変える1本が大切」森下翔太が井端ジャパン初白星を引き寄せる先制ソロ弾! “宿敵”韓国戦には「必ず勝ちます」と断言!【アジアCS】

THE DIGEST編集部

2023.11.17

7回に先制HRを放った森下。虎の新人が勝利を引き寄せた。写真:鈴木颯太朗(THE DIGEST)

7回に先制HRを放った森下。虎の新人が勝利を引き寄せた。写真:鈴木颯太朗(THE DIGEST)

 新生・侍ジャパンが初陣を飾った。

 11月16日、アジアナンバー1を懸けた「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」が東京ドームで開幕し、日本代表が台湾代表を4対0で撃破。井端弘和新監督が初戦を白星で飾った。

 相手先発グーリン・ルェヤンに6回1死まで、ひとりの走者も出せず無安打に抑えられていた侍打線だったが、待望の先制点は7回に生まれた。3番・森下翔太(阪神)が2球目の速球をレフトスタンドにライナーで叩き込み、嫌な空気を払拭。38年ぶりの日本一に貢献した虎のルーキーが欲しかった1点を挙げた。

 最少リードで迎えた9回には、1死から再び森下が右安打で出塁すると、打線がつながった侍ジャパンは一気に3点を追加。投手陣もわずか3安打に抑える盤石リレーで、台湾を突き放した。
 
 ヒーローとしてお立ち台に立った森下は、7回の先制ソロ弾について「芯にかんでくれたので、あとは伸びろー!と願いました」と会心の一発を振り返った。

 6回までパーフェクトに抑えられる重苦しい雰囲気が続いたが、若き主砲は「こういうときは流れを変える1本が大切だと思った」と冷静に戦況を見て打席に入ったといい、「その中で自分が(ホームランを)打てて良かった」と手応えを口にした。

 明日の相手は国際舞台で幾度も激闘を繰り広げた韓国と相まみえる。日本シリーズまで戦い抜いた23歳は、疲労があるなかでの一戦を問われると、「やるからには、全然疲れなく全力でやるだけ。明日も必ず勝ちます」と力強く言い切ると、会場から大きな歓声が上がった。

 公式戦初陣を飾った井端ジャパンに頼もしい侍が出現した。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】初陣を飾った侍ジャパン!vs台湾戦をハイライトでチェック!
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