二刀流戦士の去就に“戦友”も強い関心を示している。

　現地11月21日、米メディア『The Athletic』のザック・マイゼル記者、アンディ・マカロー記者は、「オオタニが手にしたいものは何なのか？　前例のないフリーエージェント（FA）争奪戦の中心にあるミステリー」と題した記事を掲載。ロサンゼルス・エンジェルスからFAとなっている大谷翔平の動向について分析を行なった。

【画像】大谷翔平が魅せる喜怒哀楽の厳選ショット！ 　今季は、２年ぶり２度目の満票MVPを獲得した大谷。同紙が「野球に少しでも興味を持つすべての人たちが、オオタニの移籍先と、類のない契約内容を知りたくてしょうがない」と記している通り、すでに多くの球団が獲得に乗り出しているようだが、ここで気になる問題の一つが、移籍先を選ぶ基準が予測しづらい点だろう。

　これについて今回、意見を共有した一人が、今年３月のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で共闘し、侍ジャパンの世界一に貢献したラーズ・ヌートバー（セントルイス・カーディナルス）だ。同紙によると、「僕の感覚では、彼は史上最高の選手になりたいのだと思う。ただ、それを公言することはないだろう」と話したという。

　先日はWBCの公式X（旧ツイッター）を通じ、MVPの大谷に祝福メッセージを送っていたヌートバー。「彼の仕事ぶりや振る舞いを見ていると、とても謙虚な男だ」とスーパースターの印象を口にし、「クレイジーな競争者であり、他の選手と比べて少しおとなしいかもしれないが、彼は史上最高になりたいと思っていると思う」と強調した。

　去就の行方が注目される大谷。さまざまな憶測が飛び交うが、最後はどの球団へ着地するのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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