日本ハムは11月25日、オリックスから国内フリーエージェント（FA）権を行使した山崎福也と入団合意したと発表した。
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　オリックスに加え、巨人、ソフトバンクなど６球団の争奪戦。今季11勝左腕の心を射止めたのは、日本ハムだった。ちなみに、山崎の父・章弘さんはかつて日本ハムで２年間プレーし、14年間コーチとしても活躍している。

　そんな山崎の決断に注目したのは、韓国紙『スポーツ朝鮮』だ。「日本ハムが、11勝左腕の心を掴む。山崎は父が２年間選手、14年間コーチとして在籍したチームに決めた」と題した記事を掲載し、山崎の心情に迫った。

　まず、同紙は「FA宣言をした選手は、契約期間や年俸といった条件を優先せざるを得ないとしても、やはり存在感を発揮できて、自分の価値を認めてくれるチームに興味を示すだろう」と記述。「しかし、日本ハムは彼に最高の取引条件を提示したチームではなかった」と伝えている。
  　さらに、同紙は「日本ハムの成績はパ・リーグ３連覇を達成したオリックスには及ばない。新庄剛志監督体制下では２年連続最下位だ」とここ数年のチーム成績に目を向けたうえで、「しかも、北海道に本拠地を置く日本ハムは、資金力に恵まれているわけではない」と他球団と比較。それでも、日本ハムに決めた31歳の強いハートに心を奪われたようだ。

　日本ハムの新庄監督は、「ファイターズファンの皆さん　山崎君が考えて考え抜いた結果　ファイターズに来てくれる事が決まりました　決まるまで毎日息苦しかったですが、今はホッとしてます」とSNSで胸中を吐露。「ファンの皆さん　山崎君は素晴らしいプレーヤーであり最高の人間です　エスコンで暖かく大拍手で迎えて下さい!!」と呼びかけた。

構成●THE DIGEST編集部

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