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大谷翔平のMVPシーズンをスペイン紙が異例の特集! 天賦の才に感嘆「オオタニの世界であり、我々はその中で生きているに過ぎない」

THE DIGEST編集部

2023.12.01

リーグMVPを受賞した大谷がスペイン紙で異例な特集を組まれた。(C)Getty Images

 球界を代表する二刀流スターの去就に意外なところから関心が注がれている。

 今季のメジャーリーグで2年ぶりにアメリカン・リーグMVPを獲得した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。他にもチームMVP、シルバースラッガー賞、現地11月30日には今シーズン最も活躍した指名打者(DH)に贈られる「エドガー・マルティネス賞」を3年連続で受賞するなど、表彰ラッシュは止まらない。

 野球に関して天賦の才を持つ大谷には主に日米で喝采が送られているが、そのパフォーマンスは欧州にもしっかり届いているようだ。

 スペインの大衆紙『MARCA』は、リーグMVPの大谷が3年連続で最優秀DH賞を受賞したことを受け、今季の偉才の活躍を振り返った記事を掲載。スポーツの話題は、ほとんどサッカーが中心の国で超異例な特集を組まれている。
 
 記事内では「ショウヘイ・オオタニが最高の地位に君臨し、またもや賞を受賞した」と、新たなトロフィーが偉大な経歴に加えられたと説明。「これはオオタニの世界であり、我々はその中で生きているに過ぎない。日本の天才が2度目のア・リーグMVPとシルバースラッガーを獲得し、さらにシーズン中にはオールスターにも3年連続で選出されたのだから」と記し、その活躍を回顧。非凡な才能に感嘆している。

 同紙は現在、大谷がフリーエージェントであり、メジャー史上最高額となる5億ドル(約750億円)を超える争奪戦が予想されていると言及。そうしたうえで、「オオタニと契約する球団は、いったいどこか?」と今オフの移籍先に関心を示す。

「彼を獲得する可能性が最も高いのは、ロサンゼルス・ドジャース、シカゴ・カブス、テキサス・レンジャーズ、サンフランシスコ・ジャイアンツなどで、これらの球団から複数のオプトアウトが可能な10年契約を要求され、エンジェルスとの短期契約のみを受け入れる方向であるとされている」

 野球に関心が薄い欧州でも、去就に熱い視線が注がれる大谷。早ければ来週開幕するMLBウインターミーティングで決着がつく可能性が浮上してきており、球界のスーパースターを巡る争奪戦は熾烈を極める。

構成●THE DIGEST編集部

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