今季、輝きを放ったルーキーが、オフの補強でも脚光を浴びるのだろうか。
ニューヨーク・メッツの千賀滉大はメジャーリーグ1年目でチーム最多となる12勝をマークし、防御率2.98もナ・リーグランキングで2位に入るなど、低迷が続いたチームの中で先発ローテーションの柱として存在感を示した。シーズン中に主力投手を放出するなど、来季以降での再建を見据えるメッツにおいて、エース格としてさらなる活躍への期待も寄せられている。
【画像】3年連続投手四冠&沢村賞受賞!前人未踏の大偉業を成し遂げた山本由伸を特集! そして、専門メディア『Rising Apple』ではメッツにもう1人の日本人投手を加えるべく、千賀の存在をオフシーズンでの「キーマン」として位置付けているようだ。今オフでのトップFA選手と評されている山本由伸獲得に、同じ日本人である千賀が何らかの形で貢献することを望んでいると、現地時間12月1日の特集記事の中で論じている。
同メディアは、今季の千賀について「彼は新人王投票で2位、サイ・ヤング賞レースでは7位に入った」と振り返っており、「昨年冬にセンガと契約した球団の決断は、すでに実を結んでいる」などと高く評価。
その上で、メジャー移籍の可能性が指摘されてきた山本に対し、すでにシーズン中より千賀からのメッツ入りへのアプローチがあったことにも触れながら、「ヨシノブ・ヤマモトの獲得に成功すれば、センガとの契約は最高のものとなる」と綴っている。
同メディアは、ルーキーとしての千賀のパフォーマンスを称えつつ、大物先発投手の獲得を続けてきたメッツに新たな戦力として山本の加入を熱望すると主張。その上でトピックは、2年連続で日本からトップクラスの投手を迎え入れる願望を込め、以下のように締め括られている。
「センガはすでにクラブ史上最高のフリーエージェント先発投手となる道を歩んでいるかもしれない。さらにヤマモトの獲得が成功すれば、間違いなく最高だ」
今オフFA市場での目玉とも評される山本獲得へ、一足早くメジャーでの実績を残した千賀の存在がどれだけ関わるかは定かではない。しかし専門メディアのみならず多くのメッツファンも、2人の日本人右腕が同じユニホームを纏い、名門再建へと向かう未来を描いているのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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その上で、メジャー移籍の可能性が指摘されてきた山本に対し、すでにシーズン中より千賀からのメッツ入りへのアプローチがあったことにも触れながら、「ヨシノブ・ヤマモトの獲得に成功すれば、センガとの契約は最高のものとなる」と綴っている。
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「センガはすでにクラブ史上最高のフリーエージェント先発投手となる道を歩んでいるかもしれない。さらにヤマモトの獲得が成功すれば、間違いなく最高だ」
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構成●THE DIGEST編集部
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