MLB

大谷翔平の争奪戦にMLB公式記者たちが見解。ブルージェイズの急浮上も「ドジャースを抜いて最有力だとは思っていない」

THE DIGEST編集部

2023.12.03

大谷を巡る争奪戦もいよいよ大詰めを迎えているようだ。(C) Getty Images

 現地12月3日から開催のウインターミーティングを前に、争奪戦の噂がますます熱を帯びている。

 現地2日、MLB公式サイトは、「ウインターミーティングに立ちはだかる6つの疑問に回答」と銘打った特集を掲載。マーク・ファインサンド記者、ジョン・ポール・モロシ記者がファンからの質問に答えており、そのなかでロサンゼルス・エンジェルスからフリーエージェント(FA)となっている大谷翔平も話題の一つとして上がった。

【PHOTO】WBCのヒーローはメジャー開幕後も全開! 日々輝く大谷翔平が魅せる喜怒哀楽の厳選ショット!
 現地11月25日の掲載記事では、「多くのチームがオオタニの獲得を計画している」と前置きしつつ、ロサンゼルス・ドジャースを移籍先の最有力に挙げていたファインサンド記者。それから1週間が経過した今回も、やはり大谷の去就動向については、「ドジャースが本命だという意見で変わっていない」とあらためて強調している。

 また現在、存在感を強めているトロント・ブルージェイズに関しては、「オオタニが東海岸への移籍に前向きかどうかはまだわからない」と冷静に分析。「ドジャースと(サンフランシスコ・)ジャイアンツに絞られるだろう」と続け、「エンジェルスは、アナハイムに呼び戻せるかもしれないという淡い期待を抱いている」とも言及した。

 さらに今回、「ドジャースがオオタニと契約する最有力候補であり、そうでないと証明されるまでそうあり続けるだろう」と指摘したのは、MLB公式が運営する人気専門チャンネル『MLB Network』のモロシ記者。「ブルージェイズを取り巻く話題は尽きないが、彼らがドジャースを抜いて最有力に躍り出たとは思っていない」という。

 依然としてドジャース移籍が濃厚だが、はたして最終的には、どの球団が争奪戦を制するのだろうか…。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】史上初の快挙多数!「大谷翔平2023年の軌跡」

【動画】史上初2度目の"満票MVP"!大谷翔平の異次元シーズンをプレイバック!

【関連記事】「3割超えは偶然ではない」飛躍的に向上した大谷翔平の打撃力「2021年のMVPシーズンでさえこのレベルに達していなかった」MLB記者が徹底分析