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MLB

大谷翔平の超高額契約への批判を「いつもの遠吠えだ」と米名物記者が一蹴!「野球界はルネッサンスに向かっている」と持論も

THE DIGEST編集部

2023.12.10

ドジャースへの移籍が決まった大谷。ベッツ(右)ら巨大戦力を持つチームの一員となった。(C) Getty Images

ドジャースへの移籍が決まった大谷。ベッツ(右)ら巨大戦力を持つチームの一員となった。(C) Getty Images

 現地12月9日、ロサンゼルス・エンジェルスからフリーエージェントとなっていた大谷翔平が、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍することとなった。その契約内容は、北米プロスポーツ史上最高額となる10年7億ドル(約1014億円)で、世界のスポーツ界に衝撃を与えている。MLBの名物記者、ケン・ローゼンタール氏は米メディア『The Athletic』において、「ショウヘイ・オオタニの7億ドルの契約は、野球が壊れていないことを示している」と持論を展開。大谷の高額契約は球界の理に適うものだったと見解を示している。

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 超大型契約がかわされるたびに聞こえてくる「大規模市場を持つチームにばかり最高の選手が揃う」「野球にもサラリーキャップが必要だ」との批判をローゼンタール氏は、「いつもの遠吠えだ」と断じる。そして、野球は壊れているというより「むしろルネッサンスに向かっているように見える」とし、続けて「スポーツ界最大のスターであるショウヘイ・オオタニこそが、野球がここ数年、おそらくここ数十年のどの時点よりも大きな話題を呼んでいる理由だ」として、大谷の偉大さを強調している。

 一方、小規模市場の不満にも理解を示す同氏は、「しかし最も高額なチームが常に勝つとは限らない」と言及しつつ、「オオタニの選択は野球界のダビデとゴリアテの側面を強化するだけで、それは悪い結果ではない」とし、そうした巨大戦力を持つチームを打ち破る姿を見るのもファンにとっては醍醐味になると論じた。

 1000億円を超える超大型契約でドジャースのユニホームに袖を通すことになった大谷。否が応でも期待は高まるばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部
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