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大谷翔平流出でエ軍ミナシアンGMが“補強”に意欲を示す! 二刀流の退団に大ダメージは避けられずも「全力で取り組むつもりだ」

THE DIGEST編集部

2023.12.16

これまで二刀流としてエンジェルスに貢献した大谷は、チームを去った。(C)Getty Images

これまで二刀流としてエンジェルスに貢献した大谷は、チームを去った。(C)Getty Images

 今オフ、6シーズンにわたり投打の中心選手として活躍した大谷翔平がロサンジェルス・エンジェルスを去った。

 現地時間12月9日にロサンゼルス・ドジャースと契約を結んだことが発表され、その5日後には、晴れやかに入団記者会見が執り行なわれた。「勝利」を求める熱意などに惹かれたことが決めてとなったと本人の口から語られている。

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 会見後には大谷の代理人ネズ・バレロ氏より、最後までエンジェルスとの再契約の可能性もあったことが明かされた。残留のチャンスがあったと伝えられたことで、ファンやメディアから球団の対応に厳しい視線が向けられている。

 それでも、すでにエンジェルスは新たなスタートを切ろうとしているようで、現地時間12月15日、専門メディア『Halo Hangout』は、ペリー・ミナシアンGMのコメントを用いながら、チームが“再建”へ踏み出していることを記した。

 同記事では「このフランチャイズにとって大きな意味を持っていたショウヘイ・オオタニが、どこかへ行ってしまうのは辛いことだ。しかし、これはビジネスであり、エンジェルスはオオタニが選択した道を理解している」と二刀流の想いをくみ取った。

 そして「日本人スター」への想いを交えながら語った、ミナシアンGMの来季へ向けた決意を以下のように紹介した。
 
「彼はこの組織でプレーしたなかで最高の選手の1人だ。我々はそれを理解している。しかし人生は続く。我々は残りのオフシーズンを使って、本当に競争力のある選手をフィールドに送り出すために全力で取り組むつもりだ」

 さらに同メディアは「ミナシアンはすでに冬の初めに、このロースターを増やすことに積極的になると語っていた」とGMの意向を示したうえで、「エンジェルスはファンに対して、残りのオフシーズンで最善を尽くす義務がある。彼らは先発ローテーションを構築する必要性があり、おそらく複数の投手を補強するだろう」と続けた。

 これまで背番号17の存在はエンジェルスに大きな影響を与えていた。それだけに同球団はどのような形で再建を図るのか。ライバル球団へ移った大谷の“古巣”の行方に引き続き注目が集まりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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