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過去最悪レベルの“誤報”に大谷翔平の代理人は怒り収まらず! ドジャース移籍決定前のトロント行き報道を非難「最もいい加減だった」

THE DIGEST編集部

2023.12.17

ドジャース入団を正式に発表した大谷。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスからフリーエージェント(FA)となっていた大谷翔平は、現地12月11日、ロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)というプロスポーツ史上最高額の超大型契約を締結。ただ、この偉才を巡る争奪戦の中では、様々な噂や憶測が飛び交い、メディアの情報が錯綜する場面もあった。

 なかでも多くのファンを混乱に招いたのは現地8日、大谷がプライベートジェットに搭乗し、アナハイムからトロントに向かったとの報道だ。専門放送局『MLB Network』のジョン・モロシ記者が情報元だが、実際に搭乗していたのは、カナダ人事業家のロバート・ハージャベク氏。その頃、大谷は南カルフォルニアの自宅にいたようだ。

 現地16日、米紙『USA Today』の重鎮記者であるボブ・ナイチンゲール記者が更新した記事によれば、大谷の代理人を務めるネズ・バレロ氏は、こうしたドジャース移籍決定前の騒動について言及。「カナダという国、そしてトロント・ブルージェイズに対して、本当に気の毒だと思った」と振り返っている。
 
 さらに、「彼らは本当にいい人たちだ」と続けると、「彼らが耐えなければならなかったこと、そしてその痛みは、正しいものではなかった」とコメント。「彼を獲得できると思ったのに、そうでないと判明し、ジェットコースターのような感情の変化があったはずだ」と同情。「これまでで最もいい加減な報道」と厳しく批判。過去最大の誤報に憤怒していた。

 日米で大きな話題となった大谷の去就騒動。のちにX(旧ツイッター)を更新したモロシ記者は、「本日、私がショウヘイ・オオタニがトロントに行くという不正確な情報を報じてしまいました。このミスを反省し、全ての野球ファンに謝罪します。失望させてしまい、申し訳ございませんでした」と謝罪コメントを投稿している。

構成●THE DIGEST編集部

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