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ドジャースオーナーのウォルター氏、2022年のオールスターの際に「2年以内に大谷翔平を獲得するつもりだ」と断言していた

THE DIGEST編集部

2023.12.19

現地12月14日に行なわれたドジャース入団会見で、大谷とウォルター氏(左)はついに肩を並べた。(C)Getty Images

 10年7億ドル(約1015億円)というスポーツ史上最高額で、ロサンゼルス・ドジャースは大谷翔平と契約した。ドジャースは大谷が高校生の時から熱心に追い続け、2017年12月に日本ハムからロサンゼルス・エンジェルスに移籍した際も獲得に乗り出していたほど、大谷の獲得に熱心だった。

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 そうしたドジャースの姿勢は、実際に契約にこぎつけるまで一貫していた。今オフの最大のターゲットを大谷に定めると、複数球団との競合になりながらも最後は争奪戦を制して見せた。

 そんななかチーム専門メディア『Dodger Blue』は12月17日、ひとつの裏話を公開した。シアトル・マリナーズ(1983~92年)、ボルティモア・オリオールズ(93年)、カリフォルニア・エンジェルス(94年)でプレーした元メジャーリーガーで、現在は『MLB Network』のパーソナリティーを務めるハロルド・レイノルズ氏が、ラジオ番組『Dodger Talk』でこのように語ったという。
 
「ドジャースのオーナー、マーク・ウォルター氏とはこの4~5年で知り合いになったんだが、彼についてはドジャー・スタジアムで開催された2022年のオールスターを思い出す。今だから話せるんだが、その時、ウォルター氏は『あの選手(大谷)がほしい。2年以内に彼を獲得するつもりだよ』と言っていた。それが彼のプランだったんだ」

 その言葉どおり、現地2022年7月19日に開催されたオールスターゲームから約1年5か月後の23年12月9日に、大谷と契約合意。ドジャースは以前からターゲットにしていた二刀流を、プラン通りに射止めている。

構成●THE DIGEST編集部

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