ロサンゼルス・ドジャースと12年３億2500万ドル（約462億円）で契約合意と伝えられた山本由伸が、2024年シーズンの開幕投手になるかもしれない。米メディア『FanSided』は12月22日、ドジャースのローテーションを予想して１番手に山本を据えた。

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　ドジャースは23年のレギュラーシーズンに100勝を挙げながら、ポストシーズンは１勝もできずに敗退した。そして迎えた今オフに大谷翔平、右腕タイラー・グラスノーを獲得。この時点でナ・リーグの優勝候補筆頭としての立場を確立した。それでもさらなる投手陣強化のため、ニューヨーク・ヤンキースやニューヨーク・メッツなどとの争奪戦を制して、山本とも合意に達したのだ。

　同メディアが予想したローテーションは、１番手が山本、２番手がグラスノー、３番手がウォーカー・ビューラー、４番手がボビー・ミラー、そして５番手がエメット・シーハンで、この顔ぶれを「盤石だ」と評価した。１番手の山本が開幕投手になると見込んでいる。
  「25歳の山本がすぐにチームナンバー１の称号を手にするはずだ。グラスノーは怪我をせず健康であれば最高の投球ができる。トミー・ジョン手術から復活するビューラーは2021年にサイ・ヤング賞投票で４位に入った。それぞれ24歳のミラーとシーハンも信頼できる。このローテーションはMLBベストに匹敵するかもしれない」

　さらにドジャースには、クレイトン・カーショウと再契約という可能性が残されている。今オフにFAとなったカーショウはドジャース一筋の左腕で、サイ・ヤング賞を３度も受賞している通算210勝の大投手。11月に左肩を手術したため復帰は24年の夏頃と見られているが、もし再契約となればドジャース投手陣に隙はなくなりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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