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大谷翔平を失った苦痛を和らげるため?「エンジェルスが“異例の契約”でチーム強化へ」と専門メディア「“長い干ばつ期間”を打破したい」

THE DIGEST編集部

2023.12.25

大谷が退団したエンジェルスは、FAの大物投手スネル(右)の獲得に動いているという。(C)Getty Images

 大谷翔平が退団したロサンゼルス・エンジェルスが、今オフに大きな補強を行なうかもしれない。エンジェルスの情報を専門的に扱う『Halos Today』は12月24日、「FA市場のトップ選手をチェック。チームは"長い干ばつ期間"を打破したいと願っている」と報じた。

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 エンジェルスは、FAとなったブレイク・スネル(前サンディエゴ・パドレス)の獲得が噂されている。「理論上、チームに最も必要なのは先発投手で、スネルの獲得は理に適っている。オーナーのアート・モレノは投手に大型契約を提示するのには消極的だが、スネルは"例外"とするかもしれない」として、これまでのエンジェルスにはなかった大物投手との"異例の契約"の可能性を示唆。「獲得できれば、ショウヘイ・オオタニを失った苦痛を和らげることができるだろう」と記した。
 
 さらに、同じくFAのテオスカー・ヘルナンデス(前シアトル・マリナーズ)の獲得も報じられている。「2023年に計63本塁打を記録したショウヘイ・オオタニとハンター・レンフローの損失を補う強打者だ。契約できれば打線を強化できるうえに、同じ地区のライバル(マリナーズ)の攻撃力を落とすこともできる」として、シルバースラッガー賞を二度受賞している強打者の獲得を望んだ。

「二刀流のスーパースター、ショウヘイ・オオタニはもういない。しかし、オオタニの退団はある意味、このチームが新たなスタートを切る機会といえる。もちろん、オオタニと再契約したかったが、それはもしかしたら逆効果だったかもしれない」。同メディアは大谷の退団を好機ととらえ、今後を見据えた賢明なチーム作りをフロントオフィスに期待した。

構成●THE DIGEST編集部

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