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大谷翔平が2項目でランクイン!2023年MLBの“熱狂した瞬間10選”を米メディア選定「正直に言うと、半分はオオタニが占めていたかもしれない」

THE DIGEST編集部

2023.12.28

大谷の「ドジャースとの歴史的契約」と「WBC決勝でトラウトから奪った三振」が、2023年の“熱狂した瞬間”に選ばれた。(C)Getty Images

 米メディア『Yahoo Sports』は12月26日、2023年のMLBで「熱狂した瞬間10選」を発表した。「WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)からワールドシリーズまで、2023年に野球熱が高まった瞬間」として、10の項目をピックアップ。そのうち2つに大谷翔平をセレクトしている。

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 大谷のひとつ目が、「年俸記録を塗り替えたロサンゼルス・ドジャースとの契約」だ。「正直に言うと、10項目のうち半分はショウヘイ・オオタニが占めていたかもしれない。WBC優勝、夏のトレード期限でのロサンゼルス・エンジェルス残留、一日(ダブルヘッダー)で成し遂げた1安打完封&2本塁打、満場一致での二度目のMVP。ただ、こうした集大成がドジャースとの10年7億ドルという前例のない驚くべき契約となった。この年俸記録の樹立は、2023年の野球の記憶として語り継がれる」と、理由を説明した。
 
 2つ目には、「WBC決勝でマイク・トラウトから奪った三振」を挙げた。「それはハリウッド映画のエンディングのようだった。ファイナリストに残った日本代表とアメリカ代表の一戦のラストは、地球上で最も優れた2人の選手――偶然にもロサンゼルス・エンジェルスのチームメイト――の対決となった。オオタニは日本が3ー2と1点リードした9回にマウンドに上がり、MLBでMVPを三度受賞しているトラウトと対峙。フルカウントからセンセーショナルなスライダーを投じて、空振り三振に打ち取った」として、野球史に残る伝説のシーンを取り上げている。

 その他には、「ルール変更による盗塁の増加」としてナ・リーグMVPに輝いたロナルド・アクーニャJr.の40本塁打&70盗塁、「がん治療からマウンドに復帰」したシカゴ・ホワイトソックスのクローザー、リアム・ヘンドリックス、「オークランド・アスレティックスのファンが起こしたオーナーへの本拠地移転反対の抗議活動」、「デトロイト・タイガースのスラッガー、ミゲル・カブレラの引退」、「テキサス・レンジャーズの初のワールドシリーズ制覇」、「大金を投じてチームを構成したニューヨーク・ヤンキース、ニューヨーク・メッツ、サンディエゴ・パドレスの大失敗」、「ナ・リーグ地区シリーズでのブライス・ハーパー(フィラデルフィア・フィリーズ)の大活躍」、「ワールドシリーズでのアドリス・ガルシア(レンジャーズ)の英雄的活躍」の8項目を選出した。

構成●THE DIGEST編集部

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