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ドジャース入りの山本由伸が帰国会見!「スタートラインまでやっと来れた」と感無量の表情

THE DIGEST編集部

2023.12.31

7年在籍したオリックスに別れを告げ、ついにメジャーへ。山本の新たな挑戦が始まる。写真:野口航志

7年在籍したオリックスに別れを告げ、ついにメジャーへ。山本の新たな挑戦が始まる。写真:野口航志

 オリックスは12月30日、大阪市内のホテルでこのほどドジャースと契約した山本由伸の帰国会見を開催。山本は現地27日にドジャー・スタジアムで入団会見をしたばかりで、29日に帰国して今回の会見に臨んだ。

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 スーツ姿で会見場に現れた山本は「今日はスピーチも準備してないので。気楽にではないですけど、少しリラックスしてお答えできたらなと思ってます。(ドジャースの会見では)スピーチがあったので、今まで見たことのない眺めだったでしたし。記者の方も初めての方が多かったので、どんな質問が来るのかなと思ってました」と、終始穏やかでリラックスし、笑みを浮かべることも多かった。

 ただ、現地の会見では噛んでしまったこともあり、自己採点は「60点」。英語も交えながらの会見ということで緊張していたようだ。多くの球団からオファーを受け、「本当に悩み抜いた時間だった」というが、そんな中でもドジャースに決めたのは「本当にすごく高く評価していただきましたし、本当に必要としていただいて、 本当に勝つことへの強い気持ちもすごくいいなと。ここだなと思うものがありました。とにかく勝ちたいということが、本当にいちばんなので、それにいちばんチームを選んだ」と改めて決断の理由を明らかにした。
 
 オリックスでは、山本の功績を称えて惜別のポスターを作成した。山本がオリックスで投じた14470球から作られた力作で、そこに添えられたメッセージも含めて、ファンから凄まじい反響を呼んでいる。球団公式のインスタグラムでこのポスターを見たという山本は「本当にすごく嬉しかったですし、そこについてた文章が、すごく心に来ました」とかなり感じるものがあった様子。

 会見では、来季からチームメイトとなる大谷翔平や、かつてのチームメイト吉田正尚(レッドソックス)との対戦などについても質問が飛んでいたが、山本の担当スカウトだった山口和男、そして「本当に信じて取り組めるトレーニングに出会えたということ。その中で素晴らしい先生に出会ったので、本当にその方のおかげ。トレーニングを信じてたのももちろんありますけど、それより先生をすごく信用できましたし、この先生を信じて教わりたいと強く思ったので」と、ずっと近くで山本の成長を見守ってくれた矢田整骨院院長の矢田修氏に対して感謝の気持ちをしっかりと述べている。
 
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