MLB

大谷翔平は60本塁打、山本由伸は新人王&サイ・ヤング賞!? カナダメディアが来季MLBを驚愕予想!「そんなに大胆だろうか?」

THE DIGEST編集部

2023.12.31

ドジャースに加入した大谷(左)と山本(右)。大型補強したチームに大きな注目が注がれている。(C)Getty Images

 常勝軍団入りした2人の日本人に熱視線が注がれている。

 現地12月30日、カナダのスポーツメディア『Sportsnet』は、「MLBの2024年を大胆予想」との見出しで特集記事が掲載された。

 記事内を見ると、今オフにオリックスからポスティングシステムを利用してロサンゼルス・ドジャースへの移籍が決まった山本由伸、そしてロサンゼルス・エンジェルスから同じくドジャースに入団した大谷翔平らの来季活躍が占われている。

 まず、12年総額3億2500万ドル(約465億円)でドジャース入りした山本に対しては、「新人王だけでなく、ナ・リーグのサイ・ヤング賞にも輝く」と言及。加えて大型契約の背景として、以前よりデータ分析システムが充実した点を指摘しており、日本人スターへの高い評価も「単なる盲信ではない」と論じている。

 さらに、「こうした客観的な情報は複数の球団に対して、ヤマモトに3億ドルが提示されるほどの確信を与えた」と続けると、「彼がマウンドに立てば、メジャーの打者たちは大苦戦を強いられるだろう」とコメント。鳴り物入りで移籍したNPB最強右腕のパフォーマンスには、早くも大きな期待が注がれているようだ。
 
 一方、9月に右肘の手術を受け、来シーズンは打者専念が濃厚な大谷に関しては、「60本塁打を打つ」と大胆予想。「そんなに大胆な予測だろうか?」と続けると、「夏の終わりに怪我をするまで、オオタニは投げながら162試合あたり53発のペースで本塁打を量産していた」と断言。驚愕の23年シーズンを振り返っており、さらなる爆発に期待が寄せられた。

 また、「右肘手術からリハビリ中のいま、彼は打撃に全エネルギーを注ごうとしているはずだ」と分析した同メディアは、「これがオオタニにとって、とんでもない本塁打数をマークする絶好のチャンスなのは間違いない」と記述。やはり偉才には特別な視線が注がれている。

 新天地1年目となるア・リーグMVPプレーヤーと3年連続「沢村賞」右腕は、来季どんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】大谷翔平も加入したドジャースに入団決定!ユニホームを身に纏い会見を行った山本由伸の厳選ショット!

【関連記事】「今永昇太にエンジェルス行きの可能性」と米記者報道も、エ軍メディアは否定的「通常、投手との大規模な契約は行なわない」

【関連記事】「2023年はオオタニの1年だった」NY紙が大谷翔平を今年の"顔"に選出!「WBCの物語のような結末、史上初の二度目の満票MVP、7億ドルの契約」