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大谷翔平を笑顔で見つめたジオリト、レッドソックスに移籍決定「複数球団が関心を示したが、エンジェルスは当然のように“無視”した」と古巣エ軍メディア

THE DIGEST編集部

2023.12.31

エンジェルス時代には大谷とともにプレーしたジオリト(右)。(C)Getty Images

 2023年シーズンの途中にロサンゼルス・エンジェルスに加入し、その後に移籍したクリーブランド・ガーディアンズからFAとなっていた投手、ルーカス・ジオリトがボストン・レッドソックスと2年総額3850万ドルで契約した。

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 ジオリトといえば、エンジェルス時代にチームメイトの大谷翔平を喜色満面で眺める一枚が話題なったことでも知られている。ただ、現地7月26日にトレードでエンジェルスに加入したものの、成績は1勝5敗。8月31日のウェーバー移籍期限に、ガーディアンズに放出された。

 ガーディアンズでも1勝4敗と負け越し。シーズン終了後の11月3日にFAとなり、年の瀬の12月29日にレッドソックス行きが決定した。この話題をエンジェルス専門メディアの『Halo Hangout』が扱った。

 同メディアは、「エンジェルスはプレーオフ進出を目指して、南カリフォルニア出身のジオリトを獲得した。しかし、5敗を喫して防御率は6.89。そしてチームは崩壊したため、8月末にウェーバーとなった」とエンジェルス時代を振り返った。
 
 さらに、「このオフにFAとなったジオリトは複数チームから関心を集めていた。ただ、エンジェルスは当然のように"無視"した。エンジェルスにとってあのジオリトの1か月は恐ろしい記憶だ。オオタニに続くナンバー2のスターターとして大きな期待を寄せていたが、それとは程遠い出来だった」と、再獲得に動かなかった理由を説明している。

 そのエンジェルスは、12月30日にガーディアンズからFAとなっていた投手ザック・プリーサックと契約合意に達したようだ。プリーサックは問題児としても知られ、コロナ禍の20年8月に遠征先のホテルから外出して感染防止規定に違反。21年には、着ているシャツを破った際に右手親指を骨折し、22年にもマリナーズ戦で被弾した際に右手で地面を殴って右手を骨折。約1か月間戦列を離れた。

 同メディアは、「エンジェルスはプリーサックに賭けているが、近年は有効な投手として活躍できていない。かつての輝きを見せてくれると期待したいが、それは難しいだろう」と肩を落とした。

構成●THE DIGEST編集部

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