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「10年まであと4年足りないが…」MLB記者が大谷翔平の“殿堂入り”を確実視「不朽の名声を得る以外の結末は想像できない」

THE DIGEST編集部

2024.01.07

エンジェルスで6年プレーした大谷は、ドジャースでMLB7年目のシーズンをスタートさせる。(C)Getty Images

 現地1月6日、MLB公式サイトのマイク・ペトリエロ記者は、「2024年にプレーする米殿堂入り候補40人」と題した特集を掲載。錚々たるメジャーリーガーの名前が並ぶなか、そのなかのひとりに、昨年12月にロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)の超大型契約を締結した大谷翔平の名前を挙げた。

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 記事内では、マイク・トラウト、ジャスティン・バーランダー、マックス・シャーザーの3人が「疑う余地なし」と殿堂入りが確実視されており、クレイトン・カーショウら3人が「殿堂入りするだろうが、問題は今季プレーするかどうか」、ムーキー・ベッツら11人が「殿堂入りへの道を歩む30歳以上のベテラン」として紹介された。

 そして、その次に「ザ・ショウヘイ・オオタニ・ゾーン」と大谷が唯一単独で取り上げられた。ただ、殿堂入りの選考対象となるには、10年以上のプレー経験が必要。少なくともあと4シーズンを戦う必要があるが、これまでの活躍を振り返れば、やはりその存在が特別なのは間違いないだろう。
 
 記事内では、「メジャーで6シーズンしかプレーしておらず、殿堂入りに必要な10年まであと4年足りないし、現在2度目の右肘手術から回復している途中で、いつまで二刀流選手でいられるかはわからない」としながらも、「この物語にはまだ書かれていないことが多い」とこの先の偉業達成を期待した。

 また、ここまでの活躍ぶりについてペトリエロ記者は、「2度もMVPに輝き、新人王を獲得し、ベーブ・ルースでさえやらなかったことをやってのけた」と回顧。「今後も価値あるキャリアを歩んでいくと想定すれば、オオタニが不朽の名声を得る以外の結末を想像するのは難しい」と締めくくった。

構成●THE DIGEST編集部

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