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「大谷翔平に続いて、またしても…」エンジェルスの補強候補ヘルナンデスがドジャースへ!「振り出しに戻った」とエ軍メディアがっくり

THE DIGEST編集部

2024.01.08

大谷に続いて、エンジェルスが狙っていたヘルナンデスがドジャースと契約した。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの補強がうまくいっていない。今オフに退団した大谷翔平に代わる大砲として、シアトル・マリナーズからFAとなっていたテオスカー・ヘルナンデスにアプローチしていたが、ヘルナンデスはロサンゼルス・ドジャースと契約合意に達した。

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 エンジェルス専門メディア『Halos Today』は1月7日、ヘルナンデスのドジャース行きについて、「ショウヘイ・オオタニに続いて、またしても…。エンジェルスはFAのトップ外野手を、クロスタウンのライバル球団ドジャースに逃してしまった」と伝えた。

「ヘルナンデスは、ドジャースと1年総額2350万ドル(約34億円)で契約に合意したと伝えられている。1月5日の時点で、エンジェルスはヘルナンデスの最終候補3チームのひとつと言われていたが、結局オールスター外野手を獲得したのはドジャースだった」

 ヘルナンデスの争奪戦はドジャース、エンジェルスの他にボストン・レッドソックスが最終候補だったとされている。ヘルナンデスを逃したレッドソックスは、マイアミ・マーリンズからFAとなっているホーヘイ・ソレーアとの契約に動くようだ。
 
 一方のエンジェルスは、同メディアは「チーム作りが振り出しに戻ってしまった」と肩を落としながらも、「市場には他にも信頼できる強打者の選択肢は残されている」として、JD・マルティネス(前ドジャース)やリース・ホスキンス(前フィラデルフィア・フィリーズ)、ジャスティン・ターナー(前レッドソックス)、マット・チャップマン(前トロント・ブルージェイズ)といった名前を挙げている。

 はたしてエンジェルスは、大谷が抜けたチームにどのような選手を加えるのだろうか。同メディアは、「ヘルナンデスの件で幸運だったのは、エンジェルスと同じア・リーグ西地区から出て行ったことだ」と、精一杯のメリット面を挙げて記事を締めくくった。

構成●THE DIGEST編集部

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