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「大谷翔平の守備はオールスター級」エ軍元指揮官が偉才の“外野手起用”を推奨! 約1015億円の見返りに地元メディア興味津々

THE DIGEST編集部

2024.01.12

ドジャースに入団した大谷(左)に、元エンジェルス監督のマッドン(右)氏が大胆発言をした。(C)Getty Images

ドジャースに入団した大谷(左)に、元エンジェルス監督のマッドン(右)氏が大胆発言をした。(C)Getty Images

 かつての指揮官が、球界を代表するスーパースターに成長した愛弟子の未知なる可能性について興味深い発言をしている。

 昨年12月、ロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)の超大型契約を結んだ大谷翔平。北米プロスポーツ史上最高額を記録したこの日本人は、年が明けても世界に衝撃を与えている。

 1月5日、大谷は元日に石川県能登半島地方を震源とするマグニチュード7.6を記録した巨大地震「令和6年能登半島地震」で、壊滅的な被害に遭った被災地に寄付金を贈ると自身の公式インスタグラムで発表。球団と共同しての寄付金額は、なんと100万ドル(約1億4500万円)という破格な額だった。

 二刀流スターはインスタ内の文面に、「復興活動に参加してくださった方々に感謝するとともに、今後も私たちが団結していき被災された方々を支援していきたいと願っています。行方不明者の早期発見と被災地域の復興を心より願っています」と綴り、継続的な被災地支援を表明。震災で傷ついた母国に寄り添うメッセージは、米メディアをはじめ世界中から称賛が沸き起こった。
 
 グラウンド内外で話題を提供する大谷について、大きな期待を寄せている人物がいる。2020年から22年シーズン途中までロサンゼルス・エンジェルスの監督を務め、大谷とも厚い信頼関係を築いているジョー・マッドン氏だ。

 同氏は、MLB公式が運営する人気専門チャンネル『MLB Network』に出演。今オフにエンジェルスからフリーエージェント(FA)となり、過去11年で10度の地区優勝を誇る名門球団へ移籍した愛弟子について、見逃せないコメントを送っている。

 マッドン氏は昨年9月に右肘手術の影響により、24年シーズンは打者専念となる大谷について言及。二刀流復帰は最短でも25年を予定している教え子の高い野球センスに注目している元指揮官は「右翼手がいいだろう」と指名打者(DH)以外でのポジション起用を大胆発言。大谷の野手としての適性ポジションに太鼓判を押している。

 番組内で同氏は、「ショウヘイはどのポジションでもプレーできる。3つの外野、すべてをこなせると思うよ」と強調。ただし、「彼にとって最も負担が少ないポジションで起用したい」と私見を述べ、「ファーストで起用することも可能だと思う」と回答した。

 加えて、「(エンジェルス時代)打撃練習の時に、彼が打球を追いかけている姿を見たことがあるが、本当に素晴らしかった」と大谷の外野守備を絶賛。「あの肩の強さなら、どのポジションでも生きるだろう。守備もオールスター級で殿堂入りに値すると思う」と語り、二刀流戦士の潜在能力を熱弁。「大袈裟ではなく、それくらいオオタニは優れているということだ」と断言。『野手・大谷』の可能性に胸を踊らせた。
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