今オフに大谷翔平が退団したロサンゼルス・エンジェルスは、ここまで目立った補強の動きを見せていない。米メディアでは「エンジェルスがFAの大物投手と契約するのでは」という報道もなされているが、エンジェルス専門サイトの『Halos Today』は、「どうも実現は難しい」と見解を示している。
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「競争力を高めるには、先発投手の強化が近道と考えられる。今オフ、エンジェルスはブレイク・スネルやジョーダン・モンゴメリーに関心を示していると言われているが、ただ、その関心は誇張されている可能性がある」
こう伝えた同メディアは、「いまのところエンジェルスは熱心に大物投手を追いかけているわけではない」と伝えた『New York Post』紙のジョン・ヘイマン記者の報道を引用。「もし獲得できれば大きな補強になるが、しかしエンジェルスは歴史的に投手との大型契約を躊躇してきた。スネルは例外になるかもしれないが、オーナーのアート・モレノはこうした動きを好まない」として、スネル獲得の噂を悲観的に捉えている。
また、『USA Today』紙のボブ・ナイチンゲール記者によると、FAのスネルは2億4000万ドル(約350億円)の契約を求めているようだ。スネルに関心を持っていたニューヨーク・ヤンキースは、その額から1億ドル(約145億7000万円)低い額を提示したため、交渉はまとまらなかったという。
そしてヤンキースはシカゴ・カブスからFAとなっていたマーカス・ストローマンと2年3700万ドル(約53億6000万円)で契約。一方のスネルは現在、大谷翔平や山本由伸を獲り逃したトロント・ブルージェイズとの契約が噂されている。
もしエンジェルスが、スネルかモンゴメリーを獲得すれば大きな補強となるが、はたして大物投手と契約できるのだろうか。『Halos Today』は、「スネルが求める高額な給料に、フロントオフィスは納得していないかもしれない。いずれにせよチームの将来を台無しにしないよう、大型契約には慎重になる必要がある」と警鐘を鳴らして、記事を締めている。
構成●THE DIGEST編集部
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また、『USA Today』紙のボブ・ナイチンゲール記者によると、FAのスネルは2億4000万ドル(約350億円)の契約を求めているようだ。スネルに関心を持っていたニューヨーク・ヤンキースは、その額から1億ドル(約145億7000万円)低い額を提示したため、交渉はまとまらなかったという。
そしてヤンキースはシカゴ・カブスからFAとなっていたマーカス・ストローマンと2年3700万ドル(約53億6000万円)で契約。一方のスネルは現在、大谷翔平や山本由伸を獲り逃したトロント・ブルージェイズとの契約が噂されている。
もしエンジェルスが、スネルかモンゴメリーを獲得すれば大きな補強となるが、はたして大物投手と契約できるのだろうか。『Halos Today』は、「スネルが求める高額な給料に、フロントオフィスは納得していないかもしれない。いずれにせよチームの将来を台無しにしないよう、大型契約には慎重になる必要がある」と警鐘を鳴らして、記事を締めている。
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