MLB公式は1月16日、「2024年シーズンに飛躍的に成長する7チーム」と題した記事を掲載し、そのうちの1チームに、大谷翔平や山本由伸が加入したロサンゼルス・ドジャースを選出した。
【PHOTO】10年総額約1015億円でドジャースに移籍!ユニホームを身に纏い入団会見を行った大谷翔平の厳選ショット!
「ドジャースがより良くなる理由のひとつ目がオオタニだ。ふたつ目がヤマモト、3つ目がグラスノーの獲得だ」
ドジャースを選出した理由は、今オフに見せた大型補強だ。大谷、山本をはじめ、タイラー・グラスノー投手、テオスカー・ヘルナンデス外野手らと契約。23年のレギュラーシーズンで100勝(62敗)を挙げたチームが、さらに10勝を上積みして110勝を狙えると予測している。
「23年に100勝したチームは、いまでは“スーパーチーム”になりつつある。すでにムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンを擁する陣容に、オオタニ、ヤマモト、グラスノーが加わったのだから110勝も不可能ではないと思える。さらには、つねに注目を集めるウィル・スミス捕手もいるし、ヘルナンデスも加入した。トミー・ジョン手術から復帰するウォーカー・ビューラーもいる。近年の記憶のなかで、最も充実したチームのひとつと言えるだろう」
記事を執筆したデビッド・アドラー記者は、一方で課題も提示している。
「最大の障害は、“過度の期待”だろう。ワールドシリーズで優勝できなければ、それは失望となる。ドジャースはこうした大きなプレッシャーに対処しないといけない。さらにオオタニ、ヤマモト、グラスノー、あるいはベッツ、フリーマンが調子を落としたり、もしくはスーパースターの誰かが怪我をしたら……。開幕ダッシュに失敗することも考えられるし、意外なスランプがやってくるかもしれない。LAチームにかかる重圧は計り知れない」
勝って当たり前と見なされるスター軍団が、大きなプレッシャーにいかに対峙するのか。これが24年シーズンのドジャース最大の注目点かもしれない。
ドジャース以外に23年比で10勝を上乗せするチームに選出されたのが、ニューヨーク・ヤンキース(23年は82勝80敗)、シンシナティ・レッズ(同82勝80敗)、カンザスシティ・ロイヤルズ(同56勝106敗)、セントルイス・カーディナルス(同71勝91敗)、ニューヨーク・メッツ(同75勝87敗)、フィラデルフィア・フィリーズ(同90勝72敗)だった。
構成●THE DIGEST編集部
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「ドジャースがより良くなる理由のひとつ目がオオタニだ。ふたつ目がヤマモト、3つ目がグラスノーの獲得だ」
ドジャースを選出した理由は、今オフに見せた大型補強だ。大谷、山本をはじめ、タイラー・グラスノー投手、テオスカー・ヘルナンデス外野手らと契約。23年のレギュラーシーズンで100勝(62敗)を挙げたチームが、さらに10勝を上積みして110勝を狙えると予測している。
「23年に100勝したチームは、いまでは“スーパーチーム”になりつつある。すでにムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンを擁する陣容に、オオタニ、ヤマモト、グラスノーが加わったのだから110勝も不可能ではないと思える。さらには、つねに注目を集めるウィル・スミス捕手もいるし、ヘルナンデスも加入した。トミー・ジョン手術から復帰するウォーカー・ビューラーもいる。近年の記憶のなかで、最も充実したチームのひとつと言えるだろう」
記事を執筆したデビッド・アドラー記者は、一方で課題も提示している。
「最大の障害は、“過度の期待”だろう。ワールドシリーズで優勝できなければ、それは失望となる。ドジャースはこうした大きなプレッシャーに対処しないといけない。さらにオオタニ、ヤマモト、グラスノー、あるいはベッツ、フリーマンが調子を落としたり、もしくはスーパースターの誰かが怪我をしたら……。開幕ダッシュに失敗することも考えられるし、意外なスランプがやってくるかもしれない。LAチームにかかる重圧は計り知れない」
勝って当たり前と見なされるスター軍団が、大きなプレッシャーにいかに対峙するのか。これが24年シーズンのドジャース最大の注目点かもしれない。
ドジャース以外に23年比で10勝を上乗せするチームに選出されたのが、ニューヨーク・ヤンキース(23年は82勝80敗)、シンシナティ・レッズ(同82勝80敗)、カンザスシティ・ロイヤルズ(同56勝106敗)、セントルイス・カーディナルス(同71勝91敗)、ニューヨーク・メッツ(同75勝87敗)、フィラデルフィア・フィリーズ(同90勝72敗)だった。
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