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「MLBで最も心温まるサイドストーリー」に大谷翔平と愛犬デコピンの”交流”を米選出! 「純粋で心の込もった特別な絆」と大絶賛!

THE DIGEST編集部

2024.01.20

大谷とデコピンの交流エピソードが米メディアによって脚光を浴びている。(C)Getty Images

大谷とデコピンの交流エピソードが米メディアによって脚光を浴びている。(C)Getty Images

 MLBの今オフシーズンで最も心温まるサイドストーリーが再脚光を浴びている。

 昨年12月、ロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)の超大型契約を結んだ大谷翔平。爽やかなスーツ姿に、チームカラーであるブルーのネクタイを締めて登場した球界スターは真新しい背番号「17」のユニホームに袖を通し、ドジャースのキャップを被ると少年のような笑みを見せた。
【PHOTO】10年総額約1015億円でドジャースに移籍!ユニホームを身に纏い入団会見を行った大谷翔平の厳選ショット!

 日米メディア関係者が約200人以上が集結したドジャースの入団会見。だが大谷の晴れ姿以上に大きな話題をさらったのは、彼が飼う犬の名前だった。

 2度目のア・リーグMVPを獲得したオンライン発表で明らかとなった愛犬の存在。大谷は地元記者から犬の名前について問われると、「デコピンっていうんですけど」と衝撃的な回答。その発音に日本の報道陣のみが爆笑し、聞きなれない名前に米メディアは困惑。緊張感に包まれた会場の雰囲気を球界スターは明るくガラリと変えた。
 
 その後も、異例な「デコピン・フィーバー」は続いた。1月11日には駐日米国大使ラーム・エマニュエル氏が、デコピンのためにビザを特別に発給。無論、これは手作りの偽物パスポートだが、名字は「Ohtani(大谷)」と表記され、パスポートナンバーは「000MVPUP000」と刻まれ、『MVP』と子犬を意味する『PUP』を掛け合わせたユーモアたっぷりの特別ビザにはMLB公式サイト『MLB.com』も注目。「彼はパスポートを取得した」と取り上げられるほど、喝采が沸き起こった。

 さらに16日には、デコピンのいたずら好きな一面が露呈した。人気野球ゲーム『実況パワフルプロ野球(通称パワプロ)』のマスコットキャラクター、パワプロくんに興味を示したデコピンが、ぬいぐるみの中綿が床に飛び散るほど豪快に破壊。帽子がとれてしまったパワプロくん人形の横で、ちょこんと座るデコピンの姿を激写した大谷が自身の公式インスタグラムのストーリーで“事件”を報告すると、野球ファンから反響が相次いだ。

 大谷とデコピンの一連の交流について、米スポーツメディア『YAPnews』が「ショウヘイ・オオタニの愛犬デコピンの興味深い歴史」と題し、微笑ましいストーリーを振り返っている。
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