花巻東高校・佐々木麟太郎の進学先が、4つの大学に絞られたようだ。米メディア『All Bruins on Fan Nation』、『Yardbarker』などが、いずれもMLBドラフトや大学野球に精通するライター“Draft Analyst”の情報を引用する形で報じている。
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報道によると佐々木の進学先候補は、ヴァンダービルト大学(テネシー州ナッシュビル)、カリフォルニア大学バークレー校(カリフォルニア州バークレー)、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(カリフォルニア州ロサンゼルス)、スタンフォード大学(カリフォルニア州スタンフォード)で、すでに各大学を訪れたという。
記事を配信した『All Bruins on Fan Nation』は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のスポーツ専門サイト。記事では「長打力が魅力のササキは、MLBでのプレーを望んでいる。母国でプロになるのではなく米大学を選ぶことで、2027年までにMLBでプレーする資格を得ることができる。もしNPBを選択していれば、その機会は2030年まで巡ってこなかっただろう」と、佐々木の特徴や状況を伝えた。
さらに、「ササキは特別なプロスペクト。ありふれたパワーヒッターではなく、高校通算140本の歴代最多本塁打を放っている。もし加入すれば、即戦力のバットになるはずだ」と、稀有な才能の持ち主だと評価した。同サイトをはじめ、複数の米メディアは佐々木のことを「ジャパニーズ・プリンス・フィールダー」と称している。
同サイトは続けて、「ロサンゼルスという場所柄が、有利になるかもしれない」とも伝えた。その理由として、今オフにMLBのロサンゼルス・ドジャースと契約した大谷翔平、山本由伸の存在を挙げた。「同じ日本人選手のプレーを間近で見ることができる。しかもササキはオオタニと同じ高校だ」と、佐々木と大谷の関係性にも触れている。
記事の最後に、「情報筋によると、UCLAはササキを手にするチャンスを逃しはしないだろう」と、アナハイムからロサンゼルスの球団に移籍した“先輩”大谷のように、佐々木はロサンゼルスの大学を選ぶだろうとも伝えた。
はたして佐々木は、大谷や山本のように、ロサンゼルスに新天地を求めるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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